大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏がMLBロサンゼルス・ドジャースから解雇された。

『ESPN』などによれば、水原氏は違法なブックメーカーを通じて賭博を行ったとされており、450万ドル(6.8億円)以上の送金が大谷選手の銀行口座を通じてブックメーカーに行われていたことに関する疑いもかけられている。

日本時間26日に大谷選手は会見を行い、水原氏が口座に勝手にアクセスして送金していたなどと説明。この日はWill Ireton氏が隣で通訳を行った。

そうしたなか、サッシャさんがXに投稿したこんな指摘が話題になっている。

「大谷選手の会見 犯罪に関わることなのでもっとプロの通訳にお願いして訳して貰った方がよいのでは?微妙にニュアンスが違ってて真摯な意図が伝わりにくくてもったいないです…」

ナレーターなどとして活躍しているサッシャさんはドイツ人の父と日本人の母の間にドイツで生まれ、10歳から日本で育った。

サッカーなどのスポーツ中継で選手インタビューの翻訳なども手がけており、2018年にはJリーグの年間表彰式であるJアウォーズで総合司会を務めている。

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なお、Ireton氏は、前田健太投手がドジャースに在籍していた際にもコミュニケーションを手助けした人物。

『The Athletic』によれば、2016年に前田投手の通訳としてドジャース入団した後は育成部門の役割に異動し、3Aでコーチングスタッフを経験してから、パフォーマンスオペレーションマネージャーに昇格していたそう。

大谷翔平選手の会見 「犯罪に関わることなのでもっとプロの通訳にお願いして訳して貰った方がよいのでは?」サッシャ氏が持論