特別カラーリング機体。

尾翼にはやっぱり跳ね馬!

イタリア空軍は2024年3月18日ユーロファイタータイフーン戦闘機の配備20周年を記念した特別カラーリング機体の公開を行いました。

ユーロファイタータイフーン」は2024年3月16日イタリアのグロセート空軍基地に到着しました。この機体はF-104「スターファイター」と転換するために、第4航空団に配備されますが、同部隊に配備された機体は世界で最初の複座式のユーロファイタータイフーン」でした。

この20年間で、イタリア空軍は同型機で8万時間以上の飛行時間を記録し、現在では4つの基地で6つの飛行隊が同機の単座式及び複座式の機体を使用しています。リビアに対するユニファイド・プロテクター作戦のほか、2006年トリノ冬季競技大会やダボス世界経済フォーラムなどの式典でも飛行しました。

イタリア空軍は同機について、公式Instagramで「航空分野における新時代の始まりを示しました」と投稿しました。

また、機体の記念塗装については「この国の防空に画期的な転換点をもたらしたことを思い出すべき特別なカラーリングです」としています。

20周年記念機体の尾翼部分。跳ね馬といえばフェラーリだが騎兵から発展したイタリア空軍では象徴のひとつ(画像:イタリア空軍)。