タレントの王林(25歳)が3月26日青森県内で行われた文部科学省のイベント「青森県から世界へトビタテ!留学応援トークイベント〜青森県出身者の留学体験談&宮下県知事と青森県大好きタレント王林さんの対談〜」に登壇した。

このイベントは、文部科学省による官民協働留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の一環として行われたもの。王林は青森県の宮下宗一郎知事との対談コーナーに特別ゲストとして登壇した。

イベント当日は青森県内多くのところが終業式だったこともあり、MCから高校時代について聞かれた王林は「高校生の時はりんご娘ですでに活動していたので、学業との両立が大変なことも多かったですけど、先生や友達がたくさん支えてくれて、人の笑顔のおかげで毎日楽しかったです!」と回答。

また、初海外について聞かれると、王林は「初めては3〜4歳ぐらいの時に家族でハワイに行った時です。その時の経験から海外に対する興味も増えていきました!また、りんご娘のときに台湾にライブに行った時が一番記憶に残っています。りんごが台湾で人気で、青森では当たり前だったけど、海外では宝物なんだということを知れたのがよかったです。さらにライブでノートをみながら中国語でMCをやりきったり、ゲリラでライブをして現地の人がとても協力してくれて、助け合いという、言葉ではなく、心で話せたことが印象に残っています」と答えた。

続けて、LAでの短期ダンスレッスンの経験がある王林は「短期の留学だったのですが、津軽弁しか話せなかったのでコミュニケーションが難しかったです。ただ、レッスンを受けているみんなが先生の言うことを聞いていなく、個を主張しており、もっと自分を表現していいんだということにダンス留学で気付かされました。それはいま、津軽弁という訛りや青森出身ということが自分の個性と捉えることができて、ダンス留学の経験が東京の芸能界でも活きています」と話した。

そして、青森と世界のつながりを広げていくためには「世界を見ることが必要だと思います。例えば青森のりんごを海外の人はこんなにも美味しく食べてくれているんだというように、青森の人が思う印象ではなくて海外の人からみる青森を知ることが重要だと思いました。海外に一回行っていろんなものを見て、海外から青森にいる自分を見ると言った視点を変えることが重要だと感じました!」と話した。

青森県の若者に、もっと海外留学に関心をもってもらうには…との点については、王林は「今関わっている人とは違う人と関わることで、自分の新しい未来が見えるかもしれないので、海外にいく理由の一つとしてはとても良いと思っています。今日来てくれている人は留学にとても興味のある人たちだと思うので、せっかく青森県にこんなありがたいプロジェクトがあるのでこれ機会に留学について前向きに考えて欲しいと思います」と答えた。

最後に、海外に興味があるけど一歩踏み出すのを迷っている青森県の若者に王林は「留学に対して、今抱えている不安などいろいろあると思いますが、勇気を出して一回行ってみたら意外と大丈夫かもしれないので、まずは一回留学に行ってみることが良いと思います!」と激励のメッセージを会場に伝え、トークセッションは終了した。