木村拓哉が主演を務めるドラマ「Believe-君にかける橋-」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)より、ビジュアル第1弾と木村のコメントが公開された。

【写真】まばゆい光に向かって何かを投げる木村拓哉“狩山”の後ろ姿を捉えた新ビジュアル

■ビジュアル第1弾が公開

テレビ朝日開局65周年記念作品として制作される本作。橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が「刑務所に収容される」という思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索する姿を描く。

共演者も含め、いまだ詳細については明かされておらず、多くの謎を残しているが、今回第1弾となるビジュアルが公開。壮大な橋の上、まばゆい光が差し込む向こう岸に向かって、何かを投げる狩山の後ろ姿と、「きっと、たどりつく―」というキャッチフレーズが印象的なビジュアルとなっている。

木村拓哉、強風の中でも臆さず高所で撮影

3月にはドラマ本編の撮影も始動。物語のカギとなる橋のシーンで、木村がクランクインの日を迎えた。

この日は強風に加え、雨やひょうも時折襲ってくる悪天候に見舞われてしまい、スタッフも思わずたじろぐ壮絶な環境の中、ドンと構えて先陣を切った木村。この日のファーストカットの場所は橋の側面、それも高所に設けられた足場。容赦なく強風にさらされる中、木村は一切ためらうことなく、ひょいっと足場に降り立ち、撮影チームを鼓舞した。

木村拓哉 コメント

――物語の鍵となる橋のシーンで、クランクインを迎えました。今のお気持ちはいかがですか?

この地域にお住まいの方々にとって生活の動線となる橋にお邪魔し、多大なご協力を賜っている以上、何としても必要なものはちゃんと撮影しないといけないなと思っています。悪天候で厳しい状況ではありますけど、お互いの熱量を知り合えている、慣れ親しんだ力強いスタッフと一緒なので、僕の心は豊か。

「早く1カット、1カットを重ねていきたいな」というテンションを保てています。今後の撮影でも、その日やるべきことを全力でやりたいと思っています。

――本作、そして演じる狩山陸に対する思いをお聞かせください。

橋の建設現場で生き生きとした時間を過ごしていたはずの登場人物が、なぜか刑務所に収容されるという流れの物語なので、衣装合わせでもベルトすら通してはいけない衣装が何着もあったんです。「こんなにテンションが上がらない衣装合わせは初めてだな」と思いましたね(笑)。

と同時に、「この衣装を身にまとう期間を経た後、狩山の中でどんな時間が流れていくのかな」と、ますます興味が湧いてきました。そこは台本を読み進めていくにつれ、徐々に見えてくると思うので、僕も楽しみにしながら撮影に参加しようと思っています。

ドラマ「Believe-君にかける橋-」の新ビジュアルが公開された/(C)テレビ朝日