神戸港を通る有料道路「ハーバーハイウェイ」でETCがスタート。あわせて摩耶大橋は無料化されます。

夜の無料措置は終了

神戸港を東西に結ぶハーバーハイウェイ(港湾幹線道路)で、2024年4月1日0時からETCが使えるようになります。

ハーバーハイウェイは、神戸市ポートアイランド神戸市中央区)から摩耶埠頭(同・灘区)を経て六甲アイランド(同・東灘区)に至る全長10.5kmの有料道路です。

道路法による道路ではなく、神戸市港湾局が管理する港湾法上の臨港交通施設として整備されています。

通行料金は、中間の摩耶ランプ(同・灘区)を境に2区間に分かれており、1区間のみだと110円(夜間は無料)、2区間連続利用だと210円です。

これが4月以降は、夜間の無料措置が終わり、24時間有料になります。また、回数券が使えなくなります(払い戻し可)。

バイクの通行は3月末まで無料ですが、4月以降は125cc超が有料化されます。原付は無料のままです。

並行する摩耶大橋は3月末まで夜間を除き有料ですが、ハーバーハイウェイの迂回ルートとして使えるようにするため、4月から24時間無料化されます。

なお、ハーバーハイウェイの通行料金は、ETCの維持管理費用を盛り込み、2024年10月1日から1区間150円、2区間300円に値上がりする予定です。

摩耶大橋(画像:写真AC)。