レストラン・カフェ

飲食店を利用する際、注文ミスや誤った食事が提供されることもある。驚きの事例をアメリカの『People』や『FOX』が報じている。

 

■よく行くレストランで

先日、アメリカ・ミシガン州リヴォニアにあるファミリーレストランアウトバックステーキハウス』で、12歳のメカイル・クレトンくんという少年がアクシデントに見舞われた。

メカイルくんは、祖母のヨランダ・コリンズさんとともに来店。同店は一家のお気に入りで、両親を含めて月に数回は利用していた。

メカイルくんはいつものように、ノンアルコール・カクテルの「ヴァージンストロベリー・ダイキリ」を注文したという。

 

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■少年はハイテンションに

提供されたドリンクを一口飲んだメカイルくんは、「いつものドリンクと違う。変な味がする」と感じるも飲み続けた。すると、そのうち心臓がバクバクし始め、テンションが上がっていったという。

孫の異変に気が付いたヨランダさんが、自身でドリンクを一口飲んでみたものの、元の味を知らないことから従業員に声をかけた。そして従業員がドリンクの中身を確認をすると、ラム酒を入れていたことが判明。店側の手違いで、未成年のメカイルくんにアルコール入りカクテルのダイキリが提供されていたのだ。

 

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■人生初の二日酔い

バーテンダーが慌てて謝罪し、ヨランダさんらの食事代を無償にした。

また、メカイルくんは病院へ直行。医師の診察を受けると、頭痛に対応する薬を処方され、水分をよく摂取して十分に休むよう告げられたそうだ。

翌日、メカイルくんは人生で初めての二日酔いに苦しめられた。ヨランダさんは「こんな形でアルコールを経験してほしくなかった」と嘆いている。

 

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■食事の提供時には確認を

このアクシデントを受け、同店は声明を発表。「非常に深刻に受け止めており、巻き込まれたお子様に重大な危害が及ばなかったことに感謝している」と述べた。

従業員に対しては適切な処分を講じ、再発防止のため、再度の訓練を行ったことを明かしている。

例えば運転手や食物アレルギーがある人も、客側と店側両方に配慮が必要だ。注文時にそうした注意点をしっかりと確認し合うこと、そして店側は提供する食事や飲み物に誤りがないかも、確認しなくてはいけない。

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