子どもを持つことをためらう今の時代。結婚や出産を選ばない人が増えているのは、いまの社会で子育てをしながら生きていくことへのしんどさの表れとも言えるでしょう。そのようななか、疲弊しきっている現代の親の皆さんに、子育てに「効率」という視点を取り入れることを提案した本『ずるい子育て』(親野智可等 著、ダイヤモンド社 刊)が3月27日に発売となります。

親野智可等 著 『ずるい子育て』ダイヤモンド社刊

■子育てにも作戦が必要! 何を「諦める」のかを決めましょう

 現代は教育競争が激しく、子どもの成績やしつけに熱心な親が増えています。親の本能として「学力を伸ばしたい」「子どもをよりよく育てたい」と思うのは当然ですが、全てに100%の力を注ぐことは不可能です。その結果、多くの親がイライラし、子どものためにならないことをやってしまいがちです。しかし、しつけの多くは子どもが成長するとともにできるようになることばかりです。例えば「食事のマナーが悪い」「忘れ物が多い」といった悩みは、大人になればほとんどが自然に改善されるのです。それならば、今しか伸ばせない大切な力を育てる方が得策ではないでしょうか?

効率的な子育てで、親も子も幸せになる!

 この本では、23年間公立小学校で教師を務め、多くの小学生やその親と接してきた教育評論家の親野智可等氏が日常生活で実践できる【100の方法】を紹介しています。「子どもの好き嫌いは防衛本能なので、認めていい」など頑張らなくてもいいことを伝える一方で、「思いやりを育てるには子どもに親切にする」など大切な能力を伸ばすために役立つアイデアを提案しています。手を抜いても問題ない部分を省略することで、親も子もラクになり、より育児の喜びや幸せを感じることができます。結果的にそれが、子どもの幸せ、ひいては自分で人生を切り開いていく力に繋がっていくのです。

●日常生活の中で実践してほしい100の方法 (書籍より抜粋)

・叱りたいことは、テレビの生放送風にカンペ方式 P.20

・食事のマナーは、しつけなくても自然と親レベルになる P.24

・だらしない子を直そうとするのはやめていい P.46 

・ゲーム中毒対策に、親も一緒にゲームをする P.78

・「もう寝なさい」は、スマートスピーカーに言ってもらう P.86

・学校から帰ったら、玄関でランドセルの中身を全部出すP.98

・苦手分野の克服は、得意分野の一点突破から P.136

・親も一緒に勉強っぽいことをする P.138

・玄関に温度計、湿度計、気圧計を置く P.150

・YouTubeは、禁止するより有効活用する P.158

・「受験勉強」という競技には、向き不向きがある P.162

・1日5分でOK!家族一斉読書タイムで本が好きになる P.178

・好きなことだけずっとやっている子は、放っとく P.188

・「何を着ても似合う」は、子どもが自信をもつ魔法の言葉 P.214 など

■『ずるい子育て』

著者:親野智可等

定価:1650円(税込)

発売日:2024年3月27日

発行:ダイヤモンド

判型:46判・並製・240頁

https://www.amazon.co.jp/dp/447811997X

■著者プロフィール:親野智可等(おやの・ちから)

教育評論家、親力アドバイザー。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。Instagram、Threads、X(旧Twitter)、YouTube、ブログ、メールマガジンなどで発信中。オンライン講演をはじめとして、全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。著書に『子育て365日 親の不安がスーッと消える言葉集』(ダイヤモンド社)、『反抗期まるごと解決BOOK』(日東書院本社)などベストセラー多数。

※リリース内の画像・写真は、本書籍に関わる報道を目的とした使用に限ります

配信元企業:株式会社ダイヤモンド

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