廃部寸前の弱小バスケットボール部の新任コーチと6人の選手が韓国全国大会を目指す奇跡の実話を描いた映画『リバウンド』(4月26日公開)。本作より、個性豊かなキャラクターポスター7種が公開された。

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2012年、交代選手もいないわずか6名の選手で全国大会決勝進出を成し遂げたカン・ヤンヒョンコーチと、釜山中央高校バスケットボール部。韓国全土に衝撃と旋風を巻き起こした実在するチームの奇跡の物語が構想11年の時を経て映画化された。 監督を務めるのは、韓国初の医療サスペンスドラマで日本でもリメイクされ話題となった「サイン」で脚本と演出を手掛け、映画『記憶の夜』(17)など監督としても多くの作品を輩出しているチャン・ハンジュン。脚本は、映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(19)で第27回釜日映画賞脚本賞を受賞しNetflixシリーズ「ナルコの神」などでも知られるクォン・ソンフィと、Netflixシリーズ「キングダム」、ドラマ「シグナル」など話題作が続き大韓民国最高と定評のあるキム・ウニら韓国屈指の豪華スタッフがタッグを組む。

バスケットボール部員を全国大会の決勝という晴れの舞台へ導く、カン・ヤンヒョンコーチ役にはドラマ「タッカンジョン」、「マスクガ―ル」や映画『シークレット・ジョブ』(20)のアン・ジェホン。バスケットボール部の部員には、「魅惑の人」、「愛の不時着」、「浪漫ドクター キム・サブ3」などの話題作に出演し、いま大注目の若手俳優イ・シニョンを筆頭に、2AMで俳優としても活躍の幅を広げているチョン・ジヌン、「偶然見つけたハル」、「女神降臨」、「オー!マイベイビー ~私のトキメキ授かりロマンス~」といった人気作へ出演したチョン・ゴンジュ、ドラマ「恋慕」への出演が話題となったキム・テクといった新鋭俳優たちが実際にバスケットボールのトレーニングをして撮影に挑んだ。

解禁となったのは、解体寸前のバスケットボール部の新任コーチ、ヤンヒョンのもとに集まった個性豊かな部員たちのキャラクターにフォーカスしたポスタービジュアル。釜山中央高校バスケットボール部出身で、MVPに選ばれた経歴をもつヤンヒョン(ジェホン)。しかし、プロでは2軍に甘んじ実績を残せないまま引退。公益勤務要員として母校で服務していたところ、かつての栄光を失って廃部の危機に瀕したバスケ部のコーチに任命されメンバー集めに奔走する。エースとしてチームを先導するギボム(シニョン)は、中学時代、天才ポイントガードとして将来を有望視されたが、その後身長が伸びずにスランプに陥っていた。かつてチームメイトだったギュヒョクとは、なにやら因縁がある様子だ。

そんなギュヒョク(ジヌン)は、中学までは実力派のオールラウンダーとして活躍していたが、足首を負傷。家の経済状態がよくないため、満足な治療を受けられずに選手生活を諦めた。賭けバスケでトラブルとなり、警察沙汰になったところ、ヤンヒョンと出会う。さらに、ストリートバスケ出身のパワー・フォワード、ガンホ(チョン・ゴンジュ)、サッカー部からバスケ部へ転身した怪力センター、スンギュ(テク)、実践経験ゼロの万年補欠選手、ジェユン(キム・ミン)、自称“第2のマイケル・ジョーダン”ジヌク(アン・ジホ)ら、性格もバスケ経験も全く異なる6人が、前代未聞の全国大会進出を目指していく。

一癖も二癖もありそうなメンバーたちは衝突することも少なからず。交代選手のいないたった6人という障壁を乗り越え、いかにして一致団結、全国大会進出を成し遂げたのか?モデルとなったヤンヒョンコーチは、「“バスケットボールは終わっても、人生は終わらない”という劇中のセリフは、実際に私が選手たちに話した言葉ですが、私自身に語った言葉でもあります。 皆が失敗だと思った瞬間、ボールを離さずにもう一度挑戦するのが競技ですが、人生でもそれは本当に簡単ではないんですよ。 失敗を成功に変えることができる技術、『リバウンド』は私たち皆に必要な人生の姿勢ではないでしょうか」というコメントを残している。

観る者に爽やかな感動をもたらすリアル青春ムービー『リバウンド』。彼らの奮闘をスクリーンで見届けよう!

文/サンクレイオ翼

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