SPACECOOL株式会社(代表取締役社長:宝珠山 卓志、本社:東京都港区、以下「当社」)が開発・販売するゼロエネルギーで冷却できる放射冷却素材「SPACECOOL」(以下「本素材」)が、大阪ガス株式会社(社長:藤原正隆、本社:大阪市中央区)、大阪ガスの100%子会社Daigasエナジー株式会社(代表取締役社長:井上雅之、本社:大阪市中央区)とヤンマーエネルギーシステム株式会社(代表取締役社長:山下宏治、本社:兵庫県尼崎市)から2024年4月1日に販売開始となる、ガスエンジンヒートポンプ(以下「GHP」)向けのオプション品「COOL WING」に採用されたことをお知らせします。

なお、空調機関連製品への放射冷却素材の採用は、空調業界で初(*1)となります。

本素材は、直射日光下においてもエネルギーを用いずに外気温よりも温度低下することができる放射冷却素材です。COOL WINGはステンレス製のフードに本素材を貼り付けたもので、GHP室外機の熱交換機部分を覆うことにより、暑熱環境下における吸込温度の低減、省エネ・省CO2化が期待できます。


図1:COOL WINGの機能

COOL WINGの詳しい特長は下記をご参照ください。

https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2024/1777757_56470.html

今後も当社は、放射冷却素材「SPACECOOL」の普及拡大を通じて、世界中の暑熱課題の改善に向けたソリューションを提供してまいります。

※SPACECOOLは登録商標です。

【放射冷却素材「SPACECOOL」について】

本素材は、直射日光下において、太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、放射冷却の原理により宇宙に熱を逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度低下することを可能にした新素材(*2)です。


図2:本素材の概念図

図3:本素材の冷却性能

(*1):2024年3月現在、日本国内において。Daigasエナジー調べ。

(*2):独自の光学制御技術を用いて、太陽光の入熱を抑え、熱ふく射(*3)による放熱を大きくした材料設計により実現

(*3):熱せられた物体の熱が電磁波(光)として運ばれる現象のこと

配信元企業:SPACECOOL株式会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ