ゼイン・マリクが、自身の過去を振り返りながら、将来の目標を設定している。現地時間2024年3月25日、31歳の彼は、最近ワン・ダイレクション(1D)のメンバーたちと10年以上前に制作した楽曲を楽しく聴いているとStationheadの配信で明かし、いつかマイリー・サイラスとスタジオでタッグを組みたいと話した。

 皮肉にも2015年に1Dからの脱退を発表してファンに衝撃を与えてからちょうど9年後に行われたこの配信で、ゼインは、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、リアム・ペインと過ごした時間について懐かしそうに語った。「最近、ワン・ダイレクションの曲を少しばかり聴いて、思い出に浸っていたんだ」と彼は話し、「楽しい時代だった」と続けた。「僕たちはグループとしていい音楽を作った」と付け加えると、「僕らはなかなか良かった」と述べた。

 1Dは、5人のメンバーが英TV番組『Xファクター』のオーディションを別々に受けた後、2010年に結成された。ゼインがソロ・キャリアに専念するために脱退する前に、グループは4枚のアルバムをリリースし、どれも米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を獲得した。

 ソロになってからは、テイラー・スウィフト、パーティネクストドア、シーアなどとコラボしているゼインだが、機会があればマイリー・サイラスと一緒に仕事がしたいそうだ。「彼女とのコラボレーションをやってみたいんだ」と彼は配信で述べ、「彼女の最近の曲をすごく気に入ってる。歌声が最高だし、特に僕の新作のサウンドに合わせて、何かすごくクールなことが一緒にできると思うんだ。マイリー、もしこれを聞いて興味があれば僕がここにいるよ」と話した

 ゼインは、ニュー・アルバム『ルーム・アンダー・ザ・ステアーズ』に先駆け、3月15日に先行シングル「What I Am」をリリースしたばかりだ。アルバムは5月17日にリリースされる予定だ。

ゼイン、マイリー・サイラスとコラボしたいと語る