2024年5月1日(水)〜4日(土)紀伊國屋ホールにて、たやのりょう一座第13回公演『蒲田行進曲』が上演されることが決定した。

俳優、田谷野亮がプロデュースする企画、たやのりょう一座が、紀伊國屋ホール開場60周年記念公演として、つかこうへい作品『蒲田行進曲』を上演する。

ヒロイン小夏役には日比美思、銀四郎、ヤス役には2019年の初演に続き、田谷野亮と小谷けいのコンビが続投する。他にも中村繁之や劇団EXILEの小澤雄太が出演。

本作はとある撮影所を舞台にスター俳優と大部屋俳優の関係性をつづったつかこうへいの代表作のひとつ。演出はつかこうへいイズムを継承するこぐれ修が担当。

なお、今作ではつかこうへい演出の名物である生ギターの演奏も入り、かつて紀伊國屋ホールを熱気で包んだ『蒲田行進曲』をおくる。

田谷野亮 コメント

いつかこの場所で公演がやりたい。
まだまだ旗揚げして浅い頃、新宿の稽古場に向かうたびに皆に言ってた日から数年。
まさかその場で名作『蒲田行進曲』に挑戦できることに、心から感謝しています。
仲間を信じて精一杯、作品を創りますので、皆様と劇場でお会いできることを楽しみにしています。

日比美思 コメント

愛され続けている名作の一員になれること、身が引き締まる思いです。稽古が始まれば幕があくまであっという間なので、幸せをしっかりかみしめて、最後まで全身全霊で楽しみたいです。

小谷けい コメント

俳優を初めてから紀伊國屋ホールで演じる事に憧れを抱いて、この度「紀伊國屋ホール開場60周年記念公演」という、何とも喜ばしいタイミングに、さらには大好きな『蒲田行進曲』を演じる事に身が引き締まる思いと嬉しい気持ちでいっぱいです。
とにかく僕自身にできる事を精一杯に、そしてこの公演に関わる全ての関係者様に感謝の気持ちを持って、誠実につかこうへいさんの言葉に向き合い、カンパニーのメンバーを信じて、一丸となって臨みたいです。
是非僕らの熱を浴びにいらして欲しいなと思います。

たやのりょう一座第13回公演『蒲田行進曲』