ジェネレーションギャップは普段の行動や所作にあらわれるものですが、最近では「リモコンの使い方」にも注意が必要かもしれません。

 Xユーザー「ひろみつ」さんが投稿した写真に写っているのは、テレビに向けてリモコンを持つ様子。一見すると違和感はありませんが、実はこのリモコンBluetoothで通信する為、テレビに向ける必要がないんです。わかっていてもついやっちゃいますよね……。

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 ひろみつさんが操作しているのは、Amazon.comが販売する「FireTVStick」のリモコン。基本的に受信機はテレビ背面のHDMI端子に接続するため、チャンネル操作をする場合などはわざわざテレビに向ける必要はありません(テレビ自体の電源や音量を操作する場合は除く)。

 もちろんひろみつさん自身もこの仕様については知っていたものの、やはり昭和生まれの人間にとっては体に染みついた動作。モニターに向けてリモコンを操作している自分を客観的に見て「なんだこれ」と面白く感じたことから投稿に至ったそうです。

 たしかに、あらゆる電子機器の操作をリモコンで行ってきた世代であれば、思わずやってしまう行動ですよね。投稿にはおよそ6万件のいいねと共に、「常にテレビに向けて押してしまってる」「平成だけど確かにそうしちゃうわ」と、同意の声が多数。誰もが納得の「あるある」だったようです。

 今はまだ、テレビのほうを向けてしまうという方が多数派であるようですが、そのうち「ビデオを巻き戻す(今は早戻し)」「チャンネルを回す(今はチャンネルを変える)」と同じように、時代に即さない所作になってしまうかも。いずれにせよ、ジェネレーションギャップ予備軍として、今のうちから認識しておいた方が良いかもしれませんね。

<記事化協力>
ひろみつさん(@bakueikozo

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024032703.html
昭和の人間ならついやってしまう Bluetoothリモコンをテレビに向けて操作