小室哲哉

エイベックス株式会社の代表取締役会長・松浦勝人氏が27日、公式X(旧・ツイッター)を更新。30代のときに100億円を失った過去や、音楽プロデューサー・小室哲哉の多額の弁済金を肩代わりしたことを振り返った。

 

■「地元の後輩」を信頼するも…

ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏が、違法賭博に関与して大谷選手の資金450万ドル(約6億8,000万円)を盗用した疑いが問題となる中、松浦氏は「僕は過去、50億円の大金を失った経験があります。なぜかというと、私が相手を過信していたからです」と投稿。

その相手とは「地元の後輩で、私たちの関係は非常に親密で、彼を信頼していました」と回顧した。

 

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■「実質100億円を失った計算」

松浦氏によると、エイベックス上場の際、その後輩が「大変だろうから全て管理するよ」と、松浦氏に代わってお金を管理することを申し出たことから、松浦氏はそれを信じて管理を任せたという。

「数年間は問題なく運営されていました。彼の不動産事業も順調に見えましたが、じつはその中に落とし穴がありました。彼が投資した案件が詐欺で、彼自身も騙されてしまったのです」と振り返る。

報告を受けた後も、「騙された本人を責める気にはなれず」と問題を追及しなかったが、これが原因で次々と実態のない案件が表面化。「結果的に50億円を失うことになりました。上場時には50億円の現金があったのに、結局はマイナス50億円の負債を抱えることになりました。つまり、実質100億円を失った計算です」と明かす。

 

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■小室の弁済金を肩代わり

37歳で巨額の負債を背負った松浦氏は、その後借金の返済に追われ、「完済したのは46歳か47歳のころです。その間、高い金利に悩まされました」と記した。

さらに、小室が著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺罪に問われた際、松浦氏が被害弁済のための約6億5,000万円を「肩代わりする羽目になりました」とも触れる。

これらのことから、「突然お金が手に入ったときに、身近な信頼できる人に全てを任せがちですが、信じたのが自分自身である以上、その責任も自分にあることを忘れてはならないのです」とつづる。

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■「人の気持ちは人それぞれ」

続く投稿では、「できるだけ人に不義理をしないで、できるだけ面倒を見てあげてれば、おこらないことがほとんどのような気もする」とも。

続けて、「でも、それってすごく大変で、どこまでしてあげたらいいのか分からなくて、やってあげればあげたで、それが当たり前にとられ出したり、感謝されるはずが、なぜか恨みに変わったり、人の気持ちは人それぞれだから、対応も人それぞれにそれぞれの対応をしないといけないところが難しいの極め」と結んでいる。

 

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■「身に沁みました」の声

松浦氏の話に、ユーザーの中には大谷選手と水原氏の問題を重ねる人も多く、「確かに大谷さんも一平さんのこと完全に信用してたんでしょうね」「経営者である松浦さんですらこのような失敗を経験されている。これを見ると大谷の説明も合点がいく」「そういう前提で大谷さん水原さん問題を見ていきたいと思います」との声が。

また、「人間関係はお金が絡むと本当に難しいですね…」「信用という財産がいかに貴重なものか、というのがわかると思う」「額は違えど誰にでも起こりうる話で身に沁みました」「お金がなくても困るし、お金があり過ぎるのも大変ですね…」といったコメントも届いている。

■100億円を失った過去を振り返る

松浦勝人氏、30代で失った100億円 小室哲哉の約6億5000万円“肩代わり”した過去も