出口亜梨沙木ノ本嶺浩をダブル主演に迎え、海外発の都市伝説を日本で初映画化した『THIS MAN』の公開日が6月7日に決定。狂気漂うポスタービジュアル、新場面写真6点が解禁された。

【写真】夢に現れる“THIS MAN”が日常を崩していく――『THIS MAN』場面写真

 2006年頃、夢の中で眉がつながった奇妙な風ぼうの男と出会ったという女性患者の報告がニューヨークの精神科で多数寄せられた。彼女らの証言をもとに男のモンタージュ写真を作成し、ネット上に公開したところ、世界各国で夢の中で同じ男を見たという証言が多発。謎の男は「This Man」と呼ばれ、恐れられた。

 本作は、この世界で最も不可解で不気味な都市伝説を日本で初映画化。世界的に有名なネットミームに日本独自の解釈を加え、なすすべなく人々が死んでいく描写を通して、昨今のコロナ禍の惨状を風刺した全く新しいスリラー映画となる。

 ある田舎町で、連続変死事件が発生。被害者の共通点は、生前、眉のつながった奇妙な風ぼうの男を夢の中で見ていたこと。夢の中に出てきた男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。そんな中、八坂華は、夫の義男と娘の愛とともに、幸せに暮らしていた。しかし、「あの男」による被害が拡大し、徐々に華の身近にも危険が迫る。やがて華は究極の選択を突きつけられることに。果たして華が取った行動とは? 史上最悪の結末が、今幕を開ける―。

 ダブル主演を務めるのは、グラビアで活躍しながらも、NHK連続テレビ小説べっぴんさん』などで女優として活躍する出口亜梨沙と、『仮面ライダーW』で人気を博し、ドラマ、映画、舞台で幅広く活躍する木ノ本嶺浩。監督・脚本には、医学系研究分野出身という異色の経歴を持ち、『わたしの魔境』で世界11か国の国際映画祭で受賞した天野友二朗。

 ポスタービジュアルは、割れたガラスの中から、眉のつながった奇妙な風ぼうの男が顔をのぞかせたもの。その周囲には、出口と木ノ本をはじめ、鈴木美羽、小原徳子、茜屋日海夏、校條拳太朗、般若、アキラ100%、中山功太、津田寛治、渡辺哲らが演じる登場人物たちが、徐々に近づいてくる恐怖に不穏な表情を浮かべる姿が配置されている。

 その下には、ビルなどがそびえ立つ街がガラスに映されており、社会全体に“あの男”の恐怖が広がっていることを予感させる。さらに「この男、見たら死ぬ」という衝撃的なコピーが添えられ、恐怖をあおるポスタービジュアルに仕上がっている。

 新場面写真6点には、夢に現れる“THIS MAN”という男に巻き込まれ、日常が崩れてゆく人々の混沌とした様子を収めている。

 また今回、本作のムビチケオンライン(オンライン前売り券)が、4月5日より発売されることも決定。特典として映画オリジナル待受が付く。価格は1600円(税込)。

 映画『THIS MAN』は、6月7日より全国公開。

映画『THIS MAN』ポスタービジュアル (C)2024 Union Inc.