エクアドル代表の選手によるニューヨークでの「夜遊び」が大問題になっている。25日、アルゼンチンメディアの『オレ』などが報じた。

 エクアドル代表は21日にグアテマラとの親善試合を戦い、2-0で勝利を収めた。その後、サンパウロ所属のDFロベルト・アルボレダ、アル・サッド所属のFWゴンサロ・プラタ、そしてインデペンディエンテ・デル・バジェ所属のMFケンドリー・パエスの3人はストリップショーなどが行われるニューヨークのナイトクラブを訪れた。

 しかしエクアドル代表は、続く24日のイタリア代表との親善試合で0-2のスコアで敗戦。それに次いで、ニューヨークのナイトクラブではしゃぐエクアドル代表の3選手の動画が流失したことからエクアドルで大騒動になった。

 問題を更に大きくしたのはケンドリー・パエスがまだ16歳だったことだ。2025年に18歳になってからチェルシープレーすることが内定しているエクアドルの「至宝」が、未成年の立ち入りが禁止されているナイトクラブにいたことで本件は一大スキャンダルとなった。

 これを受け、エクアドルサッカー連盟は25日に「今後の代表メンバーの招集に本件が考慮される」という声明を発表した。

 なお、ナイトクラブにいた3選手のうちプラタは「どんなことも嫌われる。楽しむことは悪いことだ」というコメントをインスタグラムのストーリズ機能を使用して投稿するも、その直後に削除。アルボレダも同じくインスタグラムのストーリーズ機能で「これからフリーの日は聖書を読むだけにする。楽しむことはできないから。約束するよ」と投稿し、16歳のパエスは沈黙を守っている。

夜遊びが報じられたエクアドル代表の3人。左からロベルト・アルボレダ、ゴンサロ・プラタ、ケンドリー・パエス[写真]=Getty Images