古巣からの温かい歓迎に大谷も喜びを隠さなかった(C)Getty Images

 現地時間3月26日(日本時間27日)、ドジャース大谷翔平は敵地で行われたエンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場。2打数無安打、2三振と快音を響かせることはなかったが、昨年まで本拠地としてプレーしていたエンゼルスタジアムに凱旋した二刀流スターには、古巣のファンから大きな拍手が贈られた。

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 移籍後初めてのエンゼルスタジアムでのプレーとなったこの試合。第1打席を迎えた大谷に、古巣からサプライズ演出が用意されていた。

 大型ビジョンには大谷がエンゼルスに在籍した6年間で活躍したシーンと、昨季のMVP受賞を祝福する映像が映し出されたのだ。球場に訪れたファンからは大歓声が起こり、拍手喝采。映像を見終えた大谷は打席から外れ、ヘルメットを取って感謝した。

 エンゼルス二刀流スターのために用意した粋な演出に海外メディアも反応。英紙『Daily mail』は「エンゼルスが英雄のショウヘイ・オオタニを歓迎。7億ドルのスターが打席に立つと賛辞のビデオが流れ、スタンディングオベーションが巻き起こった」と題して記事を配信し、エンゼルスの演出について記載した。

 同メディアは古巣から用意されたサプライズ演出を「エンゼルスアナハイムに戻ってきた英雄のためにレッドカーペットを敷いた」と表現。さらに、「オオタニは笑顔を浮かべて観衆に感謝する前に、プレーに遅れが生じたことについてエンゼルスの投手に謝罪さえした。そして、7億ドルのスターはヘルメットを取って、エンゼルスファンに敬意を表した」と当時の状況を伝えた。

 また、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』の公式Xもこのシーンに反応。「今日、何千人ものエンゼルスファンが彼のスタジアムへの帰還に敬意を表する中、ショウヘイ・オオタニはその瞬間に浸っていた」と投稿し、サプライズ演出に感動している様子だった。

 エンゼルスタジアムに凱旋した大谷翔平。快音こそ響かせなかったが、エンゼルスファンからは大歓声で迎えられた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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