THE RAMPAGE from EXILE TRIBE・長谷川慎と古屋呂敏がW主演を務めるドラマイズム「恋をするなら二度目が上等」(毎週火曜夜1:28-1:58ほか、TBSほか)の第4話が3月26日に放送された。恋の駆け引きをしながらもどうしようもなくひかれ合う宮田(長谷川)と崇(古屋)にドキドキとさせられた。SNSでも「好きすぎて良すぎてしんどい心臓がしんどい」「声にならない叫びが出た」と視聴者から興奮気味な声が上がった。(以下、作品のネタバレを含みます)

【写真】崇(古屋呂敏)にふらふらと抱きつく宮田(長谷川慎)

■「恋をするなら二度目が上等」とは

同作は、2018年から2022年まで「Chara Selection」(徳間書店)で連載された木下けい子の同名漫画を原作にした、売れっ子の大学准教授と出版社編集者による“再会ラブストーリー”。初恋相手に十数年ぶりに再会した、素直になれないアラサー男子の現実味あふれる“オトナの恋模様”を描く。

ビジネス誌の編集者で現実思考な30歳・宮田晃啓を長谷川、売れっ子の大学准教授・岩永崇を古屋が演じる他、岩永の助手・白石優人役に高松アロハ、宮田の恋人・福田あこ役に永瀬莉子、宮田に近づく謎めいた男・椙本恭介役に白石隼也が配役されている。

オープニング主題歌は、Melの「コヨイノウタ」。同楽曲は、Melにとって初めてのタイアップ作品で、大人になることでつい慎重になってしまいがちな恋愛の“どこか曖昧な空気感や不安定な距離感”を落とし込んだ楽曲。

エンディング主題歌は、作詞・作曲からダンスの振り付けまでを手掛け、日本語・英語のバイリンガルを武器に挑戦し続けるグローバルアーティスト・Ayumu Imazuの「BANDAGE」。Imazu自身の「絆創膏を剥がすのを遅らせるほど、剥がす時に痛みが増す」という経験から、“バンデージ(絆創膏)”をテーマに、”言いたいことや気持ちはすぐに伝えたい”というメッセージが込められた楽曲となっている。

■宮田と崇は駆け引きだらけの恋を繰り広げる

ビジネス誌・編集者の宮田は、新しいコラムの依頼で大学准教授の崇の元を訪れると、それは高校時代に別れた“初恋相手”だった。とびきりの美形、名家生まれのお金持ち、ものすごい秀才と、何拍子もそろった崇に、宮田は高校時代夢中で恋をしていた。

そんな黒歴史=過去を封印し、結婚を考える彼女・あこもできた宮田は、崇には「絶対に振り回されない!」と心に誓うが、崇はいろいろな口実をつけて宮田に接近。しかも、崇が助手の白石とも関係を持ったと聞いてしまう。そして、酒に酔った宮田が目を覚ますと、そこは崇の家だった。高校時代の恋人同士だった二人が十数年の時を経て、准教授と編集者として出会ったことで、駆け引きだらけで素直になれない“オーバー30男子”の恋が動き出す。

宮田の元に、崇から原稿の締め切りを延ばしてほしいというメッセージが来る。珍しく思った宮田は、温泉での一件もあり、またもや助手の白石が自分に嫌がらせをしているのではと思い、崇に連絡すると、体調を崩しているようだった。

■崇「僕は残りの人生、君と過ごしてみたいと思ってる」

宮田が崇の家に向かうと、崇は風邪をひいてすっかり憔悴(しょうすい)していた。崇の弱った姿を初めて見た宮田は、家に帰っても崇のことばかり考えてしまい、後戻りできないほど崇への気持ちが大きくなってしまっていることを自覚する。

そんなある日、宮田のおすすめの居酒屋で飲んだ帰り、川沿いを歩きながら話す宮田と崇。「対等じゃないと嫌です」と言う宮田に崇は「僕は残りの人生、君と過ごしてみたいと思ってる。まずはさ、僕と恋をしてみようよ」と言う。宮田が歩み寄って崇にキスし、「言っとくけど、3度目はないですからね、先輩」と言うと、崇は笑って宮田を抱きしめる。

2人は体を重ねて「愛してるよ、宮田くん」「僕もです」と愛を確かめるのだった。

恋の駆け引きをしながらもどうしようもなくひかれ合う2人にドキドキとさせられた。SNSでも「好きすぎて良すぎてしんどい心臓がしんどい」「恋の醍醐味がいっぱいつまった第4話だった」「声にならない叫びが出た」と視聴者から興奮気味な声が上がった。

◆構成・文=牧島史佳

※高松アロハの「高」は、正しくは「はしご高」

「恋をするなら二度目が上等」第4話では、宮田(長谷川慎)の崇(古屋呂敏)への恋心が膨らむ/(C)「恋をするなら二度目が上等」製作委員会・MBS