性的暴行や性的人身売買(セックストラフィック)で訴えられているラッパーのショーン・コムズ。彼の裁判で、ヘンリー王子の名前が言及されたようだ。

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 PageSixによると、コムズは今年2月、性的暴行と性的人身売買を行ったとして、彼の下でプロデューサー兼映像作家として働いていたロドニージョーンズから、賠償金3000万ドル(約45.5億円)を求めて民事訴訟を起こされたそう。

 先月裁判所に提出された書類の中で、コムズが性的人身売買のパーティーに人を呼ぶために、「有名アスリートや政治家、アーティスト、ミュージシャン、イギリス王室のヘンリー王子のような各国の要人」と出会うことが出来ると触れ回っていたことが明かされた。

 ヘンリー王子はコムズと、2007年にロンドンのウェンブリースタジアムで開催された亡き母ダイアナ妃を冠したチャリティイベント「コンサート・フォー・ダイアナ」で知り合ったとみられる。

 コムズはコンサートで「I’ll Be Missing You」をパフォーマンスしており、アフターパーティーでは、カニエ・ウェストとコムズ、ヘンリー王子と3人で写るショットもキャッチされている。イベントとパーティーには、兄のウィリアム皇太子も参加していたが、裁判で名前は上がっていない。なおヘンリー王子も、この件で訴追されておらず、嫌疑もかけられていない。

ヘンリー王子、ショーン・コムズのセックストラフィック裁判で名前が出る (C)Zeta Image