阪神甲子園球場

NHK連続テレビ小説ブギウギ』があす29日に最終回を迎えるのを前に、きょう28日に放送された『第96回選抜高等学校野球大会』の準々決勝の中継で、実況アナウンサーがドラマに言及。X(旧・ツイッター)では、「センバツ朝ドラ受け」と話題になっている。

 

■『あさイチ』が放送休止

きょう28日放送の『ブギウギ』では、歌手引退宣言をしたスズ子(趣里)と、恩師の羽鳥善一(草彅剛)が、互いに抱えていた思いや感謝を涙ながらに伝えあう。羽鳥は、スズ子に引退コンサートの開催を提案する…という展開となった。

普段であれば、その後に放送される『あさイチ』で、ドラマの内容について感想を言い合う“朝ドラ受け”が恒例となっているが、この日はセンバツの準々決勝の中継のため番組の放送はなかった。

 

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■実況アナが『ブギウギ』に言及

しかし、準々決勝第1試合の実況を担当した中村信博アナウンサーが、冒頭で朝ドラに言及。

「あすフィナーレを迎える『ブギウギ』。春センバツも同じくクライマックスです。善一とスズ子の絆が数々の名曲を生み出しましたが、ここ甲子園では球児たちの絆が数々の好ゲーム、ドラマを生み出してきました。センバツ100年、そして甲子園100年、きょうまた新たな歴史が刻まれていきます」と話した。

 

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■「まさかの甲子園で」「アナウンサーさん粋だな」

中村アナの語りに、Xでは羽鳥のモデルとなった作曲家・服部良一さんの孫・服部朋子氏が「まさかの甲子園朝ドラ受け!!」と反応。

朝ドラファンからも「あさイチ朝ドラ受けがなくてつまんない…と思ってたらまさかのセンバツ受け(笑)」「センバツで地味に朝ドラ受けしてくれた」「まさか甲子園で『善一とスズ子』という朝ドラ受けを聞けるとはビックリ」と驚く声が。

さらに、「選抜で朝ドラ受けされて泣く日が来るとは思わなかったよ…アナウンサーさんありがとう」「アナウンサーさん粋だな」「センバツの実況さん、見事な朝ドラ受け」と中村アナに感謝する人もみられた。

『ブギウギ』最終回直前に控え…センバツ実況アナが突然の“朝ドラ受け” 「まさかの甲子園で」驚きの声