SPACECOOL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宝珠山 卓志、以下「当社」)が開発・販売する放射冷却素材「SPACECOOL」(以下「本素材」)を使用した日傘「SPACECOOL日傘」を、ホワイトローズ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:須藤 宰、以下「ホワイトローズ」)が、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で本日より先行販売を開始したことをお知らせします。近年厳しさを増す暑熱環境への対策に貢献します。


1.プロジェクト概要

2.「SPACECOOL日傘」の特徴

・生地の裏面温度が外気温と同水準

放射冷却フィルムを用いた生地を使用しており、生地の裏面温度が外気温と同水準になることで、炎天下でも快適に過ごせます。

2023年6月に他社製の日傘と比較検証を実施したところ、生地の裏面温度は最大で約25℃、体感温度においては約3℃の温度低下を観測できました。


図1:SPACECOOL日傘の実証試験結果

・UV遮蔽率および遮熱率が最高水準

一般財団法人カケンテストセンターにて紫外線遮蔽性試験(JIS L 1925)および遮熱性試験(JIS L 1951)を実施し、ともに最高水準の格付け値を獲得しています。

特に遮熱率に関しては、日本洋傘振興協議会(JUPA)が定めるJUPA基準において、遮熱指数35%以上のものに限り遮熱効果の表示を認めていますが「SPACECOOL日傘」は75%以上と基準値を40%以上も上回っています。

  紫外線遮蔽率:UPF50+(99.9%以上)
  遮熱率   :S65+(75-80%)


図2:一般財団法人カケンテストセンターによる試験報告書

・放射冷却フィルムのUV対候性が10年以上

一般的な日傘は傘生地にUVカットコーティングを施しており、寿命はおよそ2~3年と言われております。一方、SPACECOOLの紫外線に対する耐候性能は10年以上(※)で、より長くお使いいただくことができます。

※使用環境により実際の耐久年数は変わります。

キセノンウエザー試験から推定した年数です。

※保証値ではありません。



図3:キセノンウエザー試験前後のSPACECOOL表面比較

3. 放射冷却素材「SPACECOOL」について

本素材は、直射日光下において、太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、放射冷却の原理により、宇宙に熱を逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度低下することを可能にした新素材(*1)です。

(*1):独自の光学制御技術を用いて、太陽光の入熱を抑え、熱ふく射(*2)による放熱を

   大きくした材料設計により実現

(*2):熱せられた物体の熱が電磁波(光)として運ばれる現象のこと


図4:本素材の概念図

図5:SPACECOOLフィルム(白・銀)

4. ビニール傘のパイオニア「ホワイトローズ」について

享保6年に創業し、世界で初めてビニール傘を開発した皇室御用の老舗傘メーカーです。“売るための商品作り”ではなく、“使う人のための商品作り”をされており、デザイン性に加えて、目には見えない“使い勝手”や“性能”にもこだわり、宮内庁からメジャーリーガーまで多くの客層から支持されています。

現在、国内で出回っている傘の約99%が海外製と言われていますが、ホワイトローズの傘は日本の職人が手掛けている数少ない日本製の商品です。




5. お問い合わせ先

【ホワイトローズ問い合わせ先】

お問い合わせ先フォーム:https://whiterose-net.shop-pro.jp/secure/

※SPACECOOLは登録商標です。

配信元企業:SPACECOOL株式会社

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