RIZAPグループ <2928> は28日、同社の運営するコンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」に「カラオケ」など7種の新サービスを導入すると発表し、新サービス発表会を開催した。

 「chocoZAP」は誰もが簡単に、毎日の生活に運動習慣を定着させられる上、毎日最短5分の運動で健康効果を得ることができるRIZAP発の運動初心者向けコンビニジム。23年9月28日にグランドオープンから1周年を迎え、その際に「ジムを飛び出そう。」という想いのもと、「セルフホワイトニング」「セルフネイル」「マッサージチェア」など6種の新サービスを導入した。それがきっかけの1つとなって、来館回数、利用者数、入会者数などは順調に伸びている。

 今回、「スマートライフジム」をキーワードに、これまでの生活をさらに充実させ、健康で活力にあふれた社会に貢献するため、「カラオケ」「洗濯・乾燥機(ランドリー)」「ピラティス」「セルフフォト」「キッズパーク」「トレサポ」「chocoZAPメディカル」の7種の新サービスの提供を開始する。これらのサービスはすべて、「chocoZAP」の月額3278円(税込)から追加料金なしで利用できる。各サービスは4月から順次導入していく予定。

 「カラオケ」「洗濯・乾燥機」「ピラティス」「セルフフォト」「キッズパーク」は要予約。「トレサポ」はRIZAPトレーナーがchocoZAP店舗を定期的に巡回し、マシンの使用方法やトレーニング、食事のアドバイスなどのサポートを行う。マシン修理や備品補充の迅速な対応、店舗清掃などを通じて、サービス全体の品質向上にも取り組む。「chocoZAPメディカル」はchocoZAP会員が追加料金なしで、最大年1回、提携医療機関の頭部MRI検査、胸部/腹部CT検査などを利用できる。

 新サービス発表会では同社の瀬戸健社長が登壇したほか、スペシャルゲストのおいでやす小田さんと井上咲楽さんが新サービスの紹介を行った。瀬戸社長は「これまで特別で手が届かなかったことや、興味はあっても一歩踏み出せなかったことなども、『chocoZAP』を活用することで、経済的な負担を気にせず、思う存分楽しんでもらいたい。そして『chocoZAP』はジムの常識を超えた『スマートライフジム』から、社会の新しいインフラになるようにしたい」と話した。