ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)は、株式会社富士経済(以下「富士経済」)が発刊した市場調査「2024年版 自律走行ロボットポテンシャル分析」(※1)で、業務用清掃ロボットにおける国内メーカーシェア 、ならびに配膳ロボットにおける1次ベンダシェア (※2) においてそれぞれで1位を獲得(2023年実績)したことをお知らせします。

業務用清掃ロボット市場について

「2024年版自律走行ロボットポテンシャル分析」(富士経済)  ※ 当該市場は飲食店、小売、宿泊施設、オフィスビル、病院の5施設への清掃ロボット導入を対象としている。

ビルメンテナンス業界では、人手不足により清掃品質の維持が課題となり、清掃サービスの価格が上昇しています。このような状況が、業務用清掃ロボットの需要を促進し、2030年までに新規導入台数と累計稼働台数が右肩上がりで成長することが見込まれています。

当社が提供するAI清掃ロボット「Whizシリーズ」は、AI技術を駆使して効率的な清掃と清掃品質の向上を実現し、サービス価格の上昇を抑制することに貢献しています。2023年の国内新規導入台数の実績は3,500台で、メーカーシェアは76.9%と、業務用清掃ロボット市場において1位を確立しました。機種別で見てもアイリスオーヤマ株式会社との協業による「Whiz i」の、同年累計稼働台数が7,000台に上り、国内市場におけるシェアを75.7%まで拡大し、圧倒的なシェアを確立しました。

また、国内メーカーシェア1位にとどまらず、2023年12月末までのAI清掃ロボット「Whizシリーズ」の世界出荷台数は30,000台(※3)を突破し、国内だけではなく海外ニーズに対しても価値ある製品の提供をつづけています。今後もグローバル市場での存在感を高めるべく、さらなる努力を惜しまずに取り組んでまいります。


業務用配膳ロボット市場について

「2024年版自律走行ロボットポテンシャル分析」(富士経済)  ※ 当該市場は飲食店、小売、宿泊施設、オフィスビル、病院の5施設への配膳ロボット導入を対象としている。

飲食店や宿泊施設など、配膳シーンが多いサービス業では、人手不足が慢性化する中、配膳ロボットの導入が進んでおり、2024年以降も人手不足を背景に市場の成長が見込まれています。

その需要に応える形で、ソフトバンクロボティクスは2023年10月より、Shenzhen Pudu Technology Co., Ltd.のマスターディストリビューター(総代理店)となり、業界最多クラスのラインナップを実現しました。その結果、2023年の新規導入台数の実績は2,000台に達し、市場シェアの45.7%を占め、1次ベンダーシェア1位となりました。

ソフトバンクロボティクスは、サービスロボットの先駆者として豊富な知見と膨大なロボット稼働データを有しており、企業向けのロボットソリューションを積極的に展開しています。ロボットインテグレーター(RI)としての豊かな導入実績を誇り、市場の成長とともにリーダーシップを強化し続けています。

※1 富士経済「2024年版 自律走行ロボットポテンシャル分析」(2024年3月25日発刊)
https://www.fuji-keizai.co.jp/report/detail.html?code=162401902 

※2 一次ベンダー:製品やサービスを直接エンドユーザーや販売事業に提供する企業

※3 当社調べ

ソフトバンクロボティクスについて

ソフトバンクロボティクスは、2014年にいち早く人型ロボット「Pepper」を発表し、これまでに清掃ロボット「Whiz」、配膳・運搬ロボット「Servi」を開発・販売開始し、床洗浄ロボット「Scrubber 50」、配膳ロボット「Keenbot」などさまざまな製品の取り扱いを通じて、世界のロボットインテグレーター(RI)として先駆的な役割を果たしてきました。現在では、世界12カ所に拠点を構え、70カ国以上で製品が活躍。このグローバルネットワークを活用し、豊富な経験と膨大な稼働データに基づいて、ロボット・トランスフォーメーション(RX)を追求し、人とロボットが共生する社会に向けて邁進していきます。

https://www.softbankrobotics.com/jp/

配信元企業:ソフトバンクロボティクス株式会社

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