米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2024』(略称:SSFF&ASIA)が、6月4日から17日にかけ都内複数会場およびオンライン会場で開催されることが決定した。オンライン会場は4月25日より一部プログラムの配信を先行スタートする。

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 114の国と地域から4936点の応募があり、AIを使用したショートフィルムの応募数は112点におよぶ。続く紛争や災害のニュースで始まった今年、 映画祭は、『Illuminate Your Life〜いのち照らせ セカイ照らせ』をテーマに、「いのち」や「人生」、「生活」と、それを取り巻「セカイ」を照らし出す各作品を発信し、作品を通じて観る人自身の生活や人生にもライトをあて、共感や発見、感動が生まれる場、そして世界へと目を向けるきっかけを作たいとしている。

 映画祭史上初となる、全編をAIが制作したショートフィルムや、パレスチナ難民キャンプを舞台にした物語、ミサイル攻撃を生き残った人々のスマートフォンフッテージから制作されたドキュメンタリー、宗教や文化の違いを背景に描かれるダイバーシティを訴えかける作品など、「いのち」や「LIFE(人生) (生活)」を描く作品が多く集まった。

 翌年のアカデミー賞ノミネートに通じる5部門(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンのライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門)はじめ、映画祭入選作品の上映・配信ラインナップは4月25日に発表される。

 『SSFF&ASIA』は昨年、クリエイターのアセットマネジメントを行うプラットフォーム「LIFELOGBOX」を立ち上げ、2024年の映画祭に向けてはこのプラットフォームを通じて作品公募を行うなど、進化を続ける映画祭として新しい試みを開始。

 今年は、これまで映画祭に参加してきたクリエイターたちの作品と、配給会社やオンラインプラットフォーム、放送局、映画祭を結び付け、双方にとってのビジネスチャンスを創出するべく、オンラインマーケットを映画祭として初開催する。

 さらに、映画祭とLIFELOGBOXの連動によるSSFF&ASIA2024プロモーション動画のコンテスト『Iluminate SSFF&ASIA2024 Movie Contest』を開催。NFT投票により優秀賞を決定し、6月4日に開催する映画祭オープニングセレモ二ーで発表する予定。

動画コンテストURL
https://lifelogbox.com/illuminate-ssff-asia-2024-movie-contest

『SSFF&ASIA 2024』6月開催決定