昨年10月6日に劇場公開され、3月20日にBlu-ray&DVDが発売された映画「白鍵と黒鍵の間に」。その本編前半の印象的なシーンが、YouTubeにて特別公開された。

【写真】池松壮亮“博”の運命が、一夜にして大きく変わる

池松壮亮と森田剛による“すべての始まり”のシーン

今回公開されたのは物語の主人公「南/博」の二役を演じた池松壮亮と「あいつ」を演じた森田剛が、ジャズについて熱く語り意気投合するシーン。その後「あいつ」が「ゴッドファーザーのテーマ」の演奏をリクエストすることで物語は一気に動き始めるが、その直前の真剣ながらもユーモラスなやり取りが楽しめる映像となっている。

同作のBlu-rayにはメイキングや舞台挨拶映像を含めた合計100分以上の映像特典に加え、全21曲を収録した「オリジナルサウンドトラック」も付属予定。こちらは高音質で楽曲を楽しめる「UHQCD」仕様となっている

■あらすじ

昭和63年の年の瀬。夜の街・銀座では、ジャズピアニスト志望の博(池松壮亮)が場末のキャバレーでピアノを弾いていた。博はふらりと現れた謎の男(森田剛)にリクエストされて、“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。“あの曲”をリクエストしていいのは銀座界隈を牛耳る熊野会長(松尾貴史)だけ、演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト、南(池松壮亮、二役)だけだった。夢を追う博と夢を見失った南。二人の運命はもつれ合い、先輩ピアニストの千香子(仲里依紗)、銀座のクラブバンドを仕切るバンマス・三木(高橋和也)、アメリカ人のジャズ・シンガー、リサ(クリスタル・ケイ)らを巻き込みながら、予測不可能な“一夜”を迎えることに…。

池松壮亮“博”の運命を変えた森田剛“あいつ”との出会い/(C)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会