ファミリーマートは28日、店舗において販売された3商品に小林製薬が製造する紅麹原料が含まれていることが判明したと発表。当該原料には、いわゆる「意図しない成分」は含まれていないとのことだが、「安全確保に万全を期するため、原因が明らかになるまで」対象商品を売場より撤去した。

【画像】返金の対象商品

 社内調査の結果分かった。対象商品は「ビビンバ炒飯&サムギョプサル」「わかめと玉子のクッパスープ」「キムチチャーハン」。いずれも3月19日から3月28日までに販売されていたもので、「ビビンバ炒飯&サムギョプサル」は全国で販売、「わかめと玉子のクッパスープ」は関東地方(一部除く)と東海地方で、「キムチチャーハン」は沖縄県で販売されていた。

 購入者は手元に対象商品または購入レシートがあれば、商品またはレシートと引き換えに、店舗にて返金するとしている。また、何か気づく点があれば問い合わせ窓口まで連絡するように注意喚起している。

 「お客さまには、ご心配をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。今後、小林製薬株式会社が製造する紅麹原料を使用した商品に関して、引き続き情報収集をするとともに、適切に対応してまいります」とコメントしている。

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