「シンデレラ」「パム&トミー」のリリー・ジェームズが、出会い系アプリ「Bumble(バンブル)」創業者で元CEOのホイットニー・ウルフ・ハードの実話にヒントを得た新作映画に主演することがわかった。

ウルフ・ハードは20代前半で出会い系アプリ「Tinder(ティンダー)」を共同創業したが経営幹部のセクハラ問題で2014年に同社を去り、女性主導の出会い系アプリ「Bumble」を創業。「Bumble」が米株式市場に上場した2021年、31歳で史上最年少のセルフメイドの女性ビリオネアとなった。ウルフ・ハードは23年にCEOを退任したが、「Bumble」は今も成長拡大を続けている。

米Deadlineによれば、タイトル未定の新作映画は米20世紀スタジオとエートス・エンターテインメント、ジェームズが製作。レイチェル・リー・ゴールデンバーグが、ビル・パーカー、キム・カラメレと共同執筆した脚本をもとに監督を務めるとのことで、ウルフ・ハードの実体験がどれほど反映されるのかは明らかになっていない。年内にクランクインし、25年に公開の予定。

ジェームズは、伝説的プロレスラーのフリッツ・フォン・エリックの息子たちを描いた「アイアンクロー」(ザック・エフロン主演)が4月5日から日本公開。

リリー・ジェームズ Photo by Mike Marsland/WireImage/Getty Images