西日本電信電話株式会社(代表取締役社長:森林 正彰、以下、NTT西日本)は、オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」において、スタートアップ・企業の方々と共に社会課題解決と未来社会の創造に取り組む未来共創プログラム『Future-Build For Well-being society(フューチャービルドフォーウェルビーイングソサイエティ)』を下記の通り開催しました。

 「プログラム2.:Future-Build 2023※1」については、2024年1月に各募集領域における採択パートナーを決定し、NTT西日本のビジネス開発メンバーと共にビジネスプランの検討を重ねてまいりました。そして、2024年3月25日NTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」にて、ビジネスプラン審査会を実施し、社外の審査員も交えた厳正なる審査のもと、株式会社CBAとのプロジェクト『「使わない・捨てない」地球を守る循環型ビジネス』について、NTT西日本との事業化検証ステップへ進むこととなりました。

 

(写真1)                     (写真2)

(写真1)「使わない・捨てない」地球を守る循環型ビジネスチーム        

(写真2)プログラム参加者

1. 通過プロジェクトと共創パートナー

2. メッセージ(外部審査員)

合同会社MIRAISE QB連携パートナー

代表社員 MIRAISEファンド代表パートナー  岩田 真一 氏

今回の選考対象プロジェクトはESG、Ethical、空間コンピューティングなど、現在のトレンドを反映したものが並びました。3プロジェクトとも、PoC検討に進むかどうかを判定する段階ということで、ニーズ調査に基づいた仮説構築にしっかり時間が使われた印象を持ちました。どのプロジェクトにも可能性を感じた一方で、選考においては「テーマ(領域)」「ニーズ」「技術シーズ」の3点のバランスと、PoC実施の意義を考慮しました。検討終了となったプロジェクトも、少し見方を変えて競合優位性を見直せば、また別の説得力を持つこともありますので、今回のプロジェクトで得た経験や洞察を是非今後にいかして頂きたいと思います。

ライトアップベンチャーズ株式会社 QB連携パートナー

代表取締役 中村忠嗣 氏

大企業とスタートアップがタッグを組んで本気で新たな価値を創出しようとする高い熱量を感じました。保有する資産やネットワーク、強みが異なる両者が共創ビジネスプランの検討・仮説検証を本気で行う、この取り組みこそに価値があり、次のイノベーションが生まれる源泉になると信じています。

本プログラムの更なる発展を期待すると共に、QUINTBRIDGEを本拠地として活動する弊社も微力ながら貢献して参りたいと思っております。

株式会社taliki 

代表取締役CEO talikiファンド代表パートナー 中村多伽 氏(QBアドバイザー)

べンチャーの方と社員の方の熱意がかけ合わさった大変素晴らしいプレゼンテーションでした。今回はとにかくニーズの検証を行うことにフォーカスされたということで、試行錯誤しながらも様々なところへ足を運び、ビジネスプランを練り上げたことがよく分かりました。ぜひ、「その事業が存在することによって、存在しなかった世界からどうより良くなるのか?」を突き詰め、今後の事業成長にいかしていただけたらと思います。

3.総評

NTT西日本 執行役員CTO 白波瀬章

 この度は社会課題解決・未来社会の創造に取り組む未来共創プログラム『Future-Build For Well-being society(フューチャービルドフォーウェルビーイングソサイエティ)』に、多くの企業から魅力的なご提案を頂き、心より感謝致します。

 発表いただいたビジネスプランは、共創パートナーの技術やアイデアとNTT西日本がかけ合わされ、新規事業創出の大きな可能性と期待を感じるものでした。

 今回のテーマは、社会課題解決には非常に重要だが、NTT西日本だけではビジネスがスケールしづらく、共創によってどれほど拡大できるか、というNTT西日本にとっても新たな挑戦となるテーマ設定でした。結果として、NTT西日本アセットとの組み合わせによる創出価値等を重要視し、「PoCを通じた事業化検証1プロジェクト」、「再検討1プロジェクト」、「検討終了1プロジェクト」となりました。

 どのプロジェクトも共創パートナーとの組み合わせによる期待は高く、狙う市場の変更や新たなパートナーの参画など、少しの変化を加えることで、事業化の可能性がより高まっていくものと感じました。

 NTT西日本は、今後ともオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」をベースに皆さまとの事業共創を加速してまいりますので、引き続き今後の活動にご期待ください。

4.その他

 Future-Build「プログラム1.:Future-Build Powered by IOWN※2」「プログラム2.:Future-Build 2023」は、採択パートナーとの実証実験の結果等を踏まえ、早期事業化をめざしてまいります。

また、2024年度の開催予定については、決定次第、公開させていただきます。

※1 プログラム2.についての詳細はこちらhttps://www.ntt-west.co.jp/news/2311/231101a.html

※2 プログラム1.についての詳細はこちらhttps://www.ntt-west.co.jp/news/2309/230928a.html

5.本件に関する応募企業からのお問い合わせ先

西日本電信電話株式会社 イノベーション戦略室(大場)

MAIL:quintbridge@west.ntt.co.jp

配信元企業:西日本電信電話株式会社

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