“Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都目⿊区、代表︓正宗 伸麻)は、傘下のペットショップ「Pʼs-first」の 2024年2月度における流通過程の重要指標をご報告いたします。

■2024年2月度の流通過程における重要数値の結果報告

2024 年2月1日から2月29日までにペッツファーストグループが取り扱ったペット、すなわち契約ブリーダーから引き受けたペットの頭数が1,660頭、Pʼs-firstでのご契約数は 1,619頭、里親譲渡数が7頭、ご解約数が6頭です。

一方、病気や疾患などが発見され、当社内メディカルセンターやペッツファースト動物病院内等で治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は 3頭、店舗内等においての死亡事故数は 3 頭、ペットケア&アダプションセンター日光内での死亡事故数は 0頭でした。死亡事故数は6頭、死亡率として0.36%でした。

2024年2月末時点においてペットケア&アダプションセンター日光には 55頭が生活し、主に治療を終えた、または回復期にある53 頭が里親を募集中であり、2頭は終生飼養を行う予定です。

2024年2月度において、ペッツファーストグループで取り扱ったペットのうち、いわゆる売れ残りや行き先が分からないペットは一頭も存在しません。

■2024年2月度におけるペットの死亡事故と対策

2024年2月の死亡事故数は6頭(前月比-3頭)死亡率は0.36%(前月比-0.18%)でした。なお、死亡原因の内訳は低血糖が2頭、感染症が1頭、膵炎が1頭、その他原因による死亡が2頭でした。

ペッツファーストグループは経営理念に沿い、“ペットの死亡事故ゼロ”を目指して当社獣医師を中心に「死亡事故ゼロプロジェクト」を社内で運営し、社内の病気の発生や死亡原因を獣医学に基づき分析して再発防止に向けての対策を講じています。

2月度は店舗・ウェルネス管理センターと獣医師の連携によって、健康不良から重症化するペットが少ない結果となりました。また、1月より開始した店舗出荷前における整腸サプリメント投与により、消化器疾患による死亡事故の発生を抑えることができました。

しかし残念ながら、症状の急変による対策困難な死亡事故が起きてしまったため、獣医師間で治療方法や対処法について議論する症例検討を行い、再発を防止いたします。

■2024年2月度のペットの治療

死亡事故ゼロの実現には、疾病の予防と同時に、病気を患ってしまったペットの治療回復を行うことも不可欠です。当グループでは、ウェルネス管理センターとペッツファースト動物病院で治療を行い、2月度には32頭のペットの健康が回復いたしました。回復したペットは十分な療養期間を設けた上で、P’s-firstもしくはペットケア&アダプションセンター日光でご理解いただけるお客さまへお迎えいただいています。治療後に回復したペットの一例を下記にご紹介します。

  • 【異所性尿管疑い/ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センターにて治療】

ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター センター長  廣中 大資

嘔吐、下痢、食欲不振を訴え入院。エコー検査にて、左腎後方から膀胱直前くらいまで管状の無エコーで、水腎、結石、頻尿も見られたことから、CTによる精密検査を実施。検査結果により異所性尿管の手術を実施、尿管および腎臓の形態に著しい異常があったため、腎臓摘出術を実施しました。

現在は東京ウェルネス管理センターで療養中です。元気になり、幸せに暮らせるよう今後もサポートしていきます。

異所性尿管疑いで手術したロングコートチワワ

当グループでは病気の予防と獣医療によってペットの命を守り、当グループで受け入れたすべてのペットが幸せなペットライフを送れるよう、今後も改善を続けてまいります。同時に、情報を開示し続けることによって、あるべき健全なペットショップ運営を行います。

■会社案内

【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社

【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F

資本金】1億円

【代表者】代表取締役社長CEO 正宗伸麻

【会社名】ペッツファースト株式会社

【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F

資本金】1億円

【代表者】代表取締役社長CEO 正宗伸麻

【設立】2008年4月

【従業員数】1,185名(うち獣医師73名 ※業務委託含む 愛玩動物看護師49名)2024年2月末時点

【その他】

●公益財団法人日本補助犬協会と連携し12頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成しユーザーへ提供

●動物病院URL(https://pfirst-ah.jp/

●ニュースレターアーカイブページ(https://www.pfirst.jp/newsletter.html

<本掲載関連記事>

・vol.1 ペットの命を守るための取り組み~売れ残ったペットはどうなるのか

・vol.3 ペッツファースト初の医療センター「ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター」を開院

・vol.4 「ペッツファースト動物病院 福岡大野城医院」開院~なぜ動物病院を拡大するのか~

・vol.5 第1回譲渡会を開催~なぜペットケア&アダプションセンター日光を開業したのか~

・vol.6 私たち動物病院グループの高度医療への取り組み

・vol.7 日本獣医生命科学大学との猫の難病FIPの共同研究の取り組み~不治の病を治る病気へ~

・vol.8 ペットの遺伝子病対策の取り組み~重篤な遺伝子病で苦しむペットを生み出さないために~

・vol.9 2023年マンスリーペットレポ―ト総括~売れ残りを一頭も出さない、病気や死亡事故根絶のための取り組み~

マンスリーペットレポート (https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html

■お問い合わせ先

【本掲載内容について】

ペッツファースト株式会社 広報部

電話番号 03-6417-3503/E-mail pr@pfirst.jp

担当者 粕谷・西河

配信元企業:ペッツファーストホールディングス株式会社

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