損害保険ジャパンみずほフィナンシャルグループ、明治安田生命保険、第一生命保険の4社は、3月25日(月)、「みずほ丸の内タワー」5階MIZUHOフォーラム(ホワイエ)の講堂で、第60回「黄色いワッペン」贈呈式と交通安全教室を開催しました。

 贈呈式には、この春小学校へ入学する児童の代表15名と全日本交通安全協会、東京都交通安全協会をはじめ内閣府警察庁東京都警視庁、全国連合小学校長会および主催4社の関係者が出席し、主催者から全日本交通安全協会へ92万枚、東京都交通安全協会へ12万枚の黄色いワッペン贈呈の目録が手渡されました。

 関係者から、交通事故の怖さや交通ルールを守ることの意味などを聞いた、4月から新小学一年生になる田崎 大雅(たさき たいが)さんは、「黄色いワッペンをどうもありがとうございました。学校へ行く時は必ず黄色いワッペンをつけて交通ルールを守ります。大人の人も、車や自転車の運転には気をつけてください」とお礼の言葉を述べました。
 式の後には、警視庁の協力で、マスコットの「ピーポくん」とともに、警察官の指導による交通安全教室を開催しました。
 また式典や交通安全教室には、今回「ワッペン」にも登場したピカチュウも応援にかけつけました。



黄色いワッペン贈呈事業について

 小学一年生に対する「黄色いワッペン」贈呈事業は、1965年富士銀行(現:株式会社みずほフィナンシャルグループ)が、創業85周年を記念して「よい子に注意、よい子も注意」をスローガンに始めた交通安全事業です。

 当時、交通事故死亡者数の水準が高く、交通戦争とまで言われ社会問題になっていました。
 そんな中、当時の社員が、幼い子どもたちを交通事故から守る手立てとして、めだつものを身につけてもらおうと考え「黄色いワッペン」贈呈事業が誕生しました。

 当初は、「黄色い腕章」を贈呈していましたが、1974年より現在の「ワッペン」に形を変えました。
 事業開始翌年には、安田火災海上保険(現:損害保険ジャパン株式会社)、安田生命保険(現:明治安田生命保険相互会社)の2社が、また翌々年には安田信託銀行も加わりました。
 2003年からは第一生命保険相互会社(現:第一生命保険株式会社)も加わり、2004年からは株式会社みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン株式会社、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険株式会社の4社で本事業を実施しています。

 2024年度(第60回)の全国の新小学一年生への「黄色いワッペン」贈呈枚数は、約104万枚になります。今年で60年目を迎える本事業では、これまでの「黄色いワッペン」の贈呈枚数累計が、約7,186万枚にのぼります。  
 長年継続している事業のため、おかげさまで、親子三代に渡って着用しましたという声も聞かれるようになりました。
 2023年には、「黄色いワッペン」贈呈事業を行う4社、株式会社みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン株式会社、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険株式会社は、交通安全協力企業として、「第63回交通安全国民運動中央大会」にて、一般財団法人全日本交通安全協会より、感謝状の贈呈を受けました。

 「黄色いワッペン」には1968年より交通事故傷害保険がつけられており、このワッペンの交付を受けた新小学一年生登下校の際に万一交通事故に遭い、死亡または後遺障害が残った場合、保険金が支払われます。当初は、保険有効期間が3ヵ月、保険金額が最高3万円でしたが、1994年の第30回を機に、保険有効期間を1年間、保険金額を最高50万円に延長・増額しました。
 2024年度の新小学一年生の保険有効期間は、2024年4月1日以降でワッペンの交付を受けた日から2025年3月31日までの1年間※1となります。

 「黄色いワッペン」には毎年、交通安全年間スローガン※2こども部門の優秀作品が刷り込まれています。2024年度の新小学一年生は、内閣総理大臣賞「わたるまえ わすれずかくにん みぎひだり」と記されたワッペンをつけて通学します。
 「黄色いワッペン」を身につけることで、学校に通う子どもたちに交通安全をよびかけ、保護者やドライバーの方々の注意を喚起し、少しでも子どもたちの交通事故防止にお役立ていただきたいと願っています。

※1保険期間内に入学日がある場合は入学日より1年間の補償となります。
※2(一財)全日本交通安全協会と毎日新聞社が共催で募集しているものです。


以上

配信元企業:損害保険ジャパン株式会社

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