ジローナのスペイン代表DFエリックガルシア(23)のバルセロナ復帰は難しいかもしれない。

2021年夏にマンチェスター・シティから古巣バルセロナに戻ったエリックガルシア。復帰1年目から公式戦36試合に出場したものの、徐々にプレータイムが限られ始め、昨夏からジローナに活躍の場を求めた。

そんなジローナが今季を躍進の年とするなか、エリックガルシアも持ち前のビルドアップ能力も生かしながら最終ラインの主軸に。だが、契約内容はシーズンローンであり、今後の動向が注目される。

バルセロナ6月30日のローン契約終了までにエリックガルシアの将来を決める必要があるが、復帰させるか否かの決断はまだ。パウ・クバルシという新星の登場も状況をより複雑にさせるという。

そのなかで、2026年夏まで契約を残すバルセロナエリックガルシアを不要と決断すれば、財政事情を鑑みても売却が理想的。現時点の市場価値は1500万ユーロ(約24億4000万円)とみられる。

ただ、ラ・リーガ3位につけ、このままいけば来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場となるジローナでのローン継続も選択肢に。ジローナも歓迎するとして、いくつかの道があるとのことだ。

ローン選手を含め、8選手ものセンターバックを擁するバルセロナに戻っても、昨夏以上の競争を強いられ、さらなる状況悪化も予想されるエリックガルシア。今夏の去就やいかに。