志田彩良が主演を務めるドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』(日本テレビ系)のHuluオリジナルストーリー「過去からの復讐者」が、動画配信サービスHulu」にて3月30日より独占配信を開始した。本作は3月29日に放送された本編最終話から15年後の物語が描かれており、志田、本郷奏多渡邉美穂が出演。さらに3人からのコメントも届いている。

【写真】謎の女性役を務める渡邉美穂

■人生を賭けた復讐に挑む物語

高校時代に凄惨ないじめに遭い人生を台無しにされたヒロインが、数年の時を経て復讐を遂げる“濃密な”リベンジ・エンターテインメント『消せない「私」―復讐の連鎖―』(全13話/Huluで全話独占配信中)。本作は、大手電子書籍ストア女性ランキング上位の人気コミック、黒田しのぶによる『消せない「私」 ~炎上しつづけるデジタルタトゥー~』(ぶんか社)を原作に、本作で連続ドラマ初主演を果たした志田主演でおくる、濃密な復讐ドラマとなっている。

平凡な女子高生だった灰原硝子(志田)は、美容系動画配信者の徳道仁(本郷)と知り合い、動画に出演したことをきっかけに、ネット上で一躍有名に。しかしそんな彼女の活躍を妬むクラスメイトたちに罠にハメられ、暴行される様子を撮影した動画が拡散、誹謗中傷の標的にされてしまう。さらに追い打ちをかけるように、火事で両親が非業の死を遂げ、悪意の連鎖が硝子から全てを奪い去った。

決して消えないデジタルタトゥーだけが残り10年の月日が経ち、心の傷を抱えたままの硝子は自ら人生を終わらせようとする。しかしその刹那、テレビに映る自分を罠にハメたクラスメイトたちの楽しそうな姿を目の当たりにし、彼らに復讐することを決意するのだった――。

最終話のその先が描かれた「過去からの復讐者」

Huluオリジナルストーリーでは、衝撃的な結末を迎えた最終話のその先の物語が描かれる。物語をけん引していくのは、徳道仁役の本郷奏多。自分と関わったことで硝子の運命を変えてしまったことに責任を感じ、彼女の復讐を正しくないと思いながらも手を貸し苦悩する難しい役どころを繊細に演じ、多くの視聴者の心を揺さぶった。「過去からの復讐者」でも、変わらず硝子を想い続けながら、15年の月日を経て再び“復讐の連鎖”に巻き込まれていく様をハードに演じている。

また、灰原硝子役として主演を務めた志田も、本編に引き続き出演。卑劣な同級生たちによって人生を奪われてしまう絶望感や、復讐に燃え、相手をどん底に叩き落としていく冷徹さなど、鬼気迫る圧巻の演技を見せた志田が、全ての復讐を終えたその先までを丁寧に演じる。

さらに、元日向坂46のメンバーで女優の渡邉美穂が、物語のキーパーソンとなる謎の女性役で出演。グループを卒業後、女優としてドラマや舞台などさまざまな作品に出演する一方で12年間のバスケットボール経験を活かしてWリーグアンバサダーに就任するなど、活躍の幅を広げている渡邊。どのような役柄で物語に関わっていくのか注目だ。

志田彩良(灰原硝子役) コメント

ドラマ『消せない「私」―復讐の連鎖―』全13話、ありがとうございました!硝子の壮絶な人生に寄り添った3か月。初めは自分にこの役が務まるのか不安もありましたが、スタッフ、共演者の皆様のお力添えのおかげで、硝子の人生を生きる事ができました。そしてなにより、最後までドラマを見届けて下さった皆様、改めて本当にありがとうございました!最後の復讐を終え、全ての復讐を果たした硝子でしたが、復讐の連鎖にはまだ続きが。Huluオリジナルストーリーはこれまでの復讐とは違った視点でご覧頂けるドラマになっています。一体誰が登場するのか、復讐から15年経った徳道さんと硝子の心情にも注目してご覧頂けたらと思います。

本郷奏多(徳道仁役) コメント

最終回から15年という時が経ち、それでも尚終わることのない”復讐の連鎖”が描かれます。年月を経て、憔悴しきった徳道。己がしてきたことに向き合いながら、変わらず硝子を思い続けています。そんな徳道に降りかかるとある人物からの復讐の様を、かなりハードに演じました。これまで本編を追いかけてきてくださった方には、非常に見応えのある内容になっていると思います。この悲しい物語の結末を、是非最後まで見届けてください。

渡邉美穂(謎の女性役) コメント

このドラマを毎週楽しみに観ていたので、こうして参加させていただけて光栄に思います。作品自体は"復讐"をテーマにしたものなのでピリッとしたシーンも多めですが、逆に現場の雰囲気はとても温かく、肩の力を抜いて撮影に挑むことができました。この作品の世界観を肌で感じることができて良かったです。地上波版に引き続き、Huluオリジナルストーリーも楽しんでいただけたら嬉しいです。私がどんな人物なのか、一体なんのために現れたのか、是非想像しながらご覧下さい!

真剣な表情で前を見つめる志田彩良“灰原硝子”/(C)黒田しのぶ/ぶんか社/NTV