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澤田空海理4月3日メジャー3rdシングル「作曲」を配信リリースすることが発表された。

【4月3日本編公開】澤田空海理「作曲」ミュージックのワンシーン

澤田は切ない恋愛模様を日常の景色に重ね合わせた楽曲がリスナーに支持されているシンガーソングライター。作家としても活動し、森七菜、足立佳奈、いゔどっとナナヲアカリらに楽曲提供している。1月の「遺書」、2月の「已己巳己」に続くメジャー第3弾配信曲となる「作曲」は生活と音楽の中心を手探りで見つけるという、澤田の日常の延長線上を描いた楽曲。配信日の20:00にはこの曲のミュージックビデオがYouTubeでプレミア公開される。

「作曲」の配信を前に、澤田は「私は春を食べたい」という書き出しのコメントを発表している。

澤田空海理 コメント

私は春を食べたい。

曲を作る、で作曲ですがその本質は何なのかと時に考えます。日々の些事を音楽へと昇華することは容易ですが、果たしてそれだけが作曲なのでしょうか。「生活」と「作曲」を切り離す方もいれば、その二つは地続きであると考える方もいらっしゃいます。私は間違いなく後者です。裏返せば、「生活」が停滞した時、「作曲」は立ち行かなくなります。

では「生活」を「作曲」のための、いうなれば発生装置のようなものとして扱えば良いのでしょうか。日録から歌詞を引っ張り出すのではなく、歌詞にするに値する経験を自ら探し求める姿は求道者のそれに映るかもしれませんが、言ってしまえば本末転倒です。曖昧な境界線の上を歩くことでしか書けない情景が在るはずで、それこそ歌を歌たらしめるものだと私は信じます。さくら味って実のところ何味なのか、私は知りたくありません。私は春を食べたいのです。

澤田空海理「作曲」収録曲

01. 作曲
02. 作曲(instrumental

澤田空海理「作曲」ジャケット