アストン・ビラは30日、プレミアリーグ第30節でウォルバーハンプトンと対戦し2-0で勝利した。

リーグ戦2試合勝利のない4位アストン・ビラ(勝ち点56)が、9位ウルブス(勝ち点41)をホームに迎えた一戦。

ビラは立ち上がりの9分に最初のチャンスを創出する。ディアビのスルーパスからボックス内に抜け出したワトキンスがトラップから左足を振り抜いたが、シュートは飛び出したGKがブロック。さらにこぼれ球に反応したドウグラス・ルイスがネットを揺らしたが、これは飛び出したワトキンスのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。

対するウルブスは15分、ブエノの右クロスが流れたボールをゴール左手前で収めたアイ=ヌーリが決定機を迎えたが、シュートはGKマルティネスの好セーブに防がれた。

拮抗した展開が続く中、ビラは36分に先制する。敵陣中盤で獲得したFKからドウグラス・ルイスがロングパスを供給すると、ボックス左に走り込んだベイリーがダイレクトクロス。これは相手DFに当たったが、こぼれ球をボックス手前のディアビがダイレクトシュートをゴールに突き刺した。

1-0で迎えた後半は一進一退の展開が続いたが、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。65分、中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ディアビのパスでボックス右深くまで駆け上がったコンサがクロスを供給。ボールは枠に向かって飛ぶと、左ポストに当たったボールがゴールラインを割った。

2点を追う展開となったウルブスは、71分にチレワ、84分にフレイザーやブバカル・トラオレらを投入したが、最後まで得点は奪えず。試合はそのまま2-0でアストン・ビラが勝利した。