4月7日(日)よりスタートする新日曜ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系※初回放送のみ10:00‐/Huluでも配信)の制作発表記者会見が3月30日に行われ、主演の間宮祥太朗、共演の田中樹、古川琴音、竜星涼、小澤征悦が登壇。安村直樹アナウンサー司会の下、撮影現場の雰囲気や共演者同士のエピソードなどを明かした。

【写真】サプライズゲストにUVERworldが登場

■「ACMA:GAME」ストーリー

日本有数の総合商社・織田グループの御曹司だった織田照朝(間宮)は13年前、父・清司(吉川晃司)を謎の組織に殺されて全てを失った。犯人の目的は、清司が持っていた1本の古びた鍵。その鍵を手に入れた者は、集めた鍵の数だけ運気が上がり、99本集めるとこの世の全てを手にすることができるといわれる「悪魔の鍵」だ。

殺される直前の父から「悪魔の鍵」を託された照朝は、海外に脱出。以来、世界中を渡り歩いて知識と経験を積んでいった。そして、父の無念を晴らすため13年ぶりに日本に戻って来ると、「悪魔の鍵」を狙うライバルたちとの命懸けの頭脳バトル「アクマゲーム」に巻き込まれていく。

父親を殺害した犯人を探し出す闘いに同級生の初(田中)と悠季(古川)を巻き込まないように、二人とは一定の距離を保とうとするが、「悪魔の鍵」を狙ってくる欲深き刺客たちの脅威は彼らのすぐそばに迫っていた。

■田中樹「人見知りが激しくて…」共演者との初対面を明かす

現場の雰囲気について、間宮は「今はだいぶ完成されているというか、チームワークっていう意味ではすごくまとまっています。ただ一話を撮影している段階では、すごい樹がちっちゃくなってたりとかしたね」と田中の意外な一面を明かす。

それに対し、竜星が「最初僕と話してくれなかったよね」、さらに小澤も「俺も無視されたからね」と続いて話すと、田中は「僕めっちゃ人見知りしてましたから…本当に最初のあいさつだけして、その後はもうほぼ何も話さずその日を終えました」と申し訳ない表情を浮かべていた。

SixTONESの時と印象が違うんですね」と安村アナから質問されると、田中は「僕はメンバー以外となかなか仕事する機会って多くない方なんですよ。皆さん先輩だからどう話しかけたらいいか分からなくなっちゃうというか。でも、皆さん話しかけて下さるんですよ。だから、余計また申し訳なくなってくるというか。でも、もう割と人見知りはなくなった方だと思います。マネジャーはそんな僕の姿を見て『信じられない』って言ってますよ、普通3カ月くらい溶け込むのにかかるんです」と弁解していると、何やら後方から小澤が田中の背中をまじまじと見つめる素振りに会場からは笑いの声が。

「小澤さん何してるんすか!」と間宮からツッコミが入ると、「いや、田中樹の背中ってきれいだなって、後ろから見てもきれいね。なかなか見られない」と小澤ならではのボケに、古川、竜星もツボにはハマったようで笑顔を見せていた。

■古川琴音が発見「まみじゅりって呼ばれてるんですね」

男性陣に囲まれた撮影が多い古川が、撮影の雰囲気を問われると「本当に皆さん仲良くて…何かSNSで“まみじゅり”って言葉があるっていうのを今日初めて知ったんですけど、まさに撮影中は基本ずっと“まみじゅり”ですよ。最初の方は二人でなんかコソコソ話してて笑ってるなって傍から見てたんですけど、最近は目だけで会話してるのを目撃します」と二人の関係性を暴露。間宮も「あのふざけまくってる時見られたか」と会見中も仲むつまじい“まみじゅり”を見せてくれた。

■「譲れないものゲーム」に挑戦

物語の見どころとなる“アクマゲーム”にちなみ、会場では「それぞれが絶対に譲れないもの」を発表する企画が進行。互いに様子を伺いながらフリップに記入する中、田中が間宮の回答をカンニングする場面も。

そんな間宮の譲れないものは“阪神タイガース”。「もう、いろんなとこで言いすぎて、もういいだろうって思ってる人もいると思うんですけど、やっと開幕しまして、譲れないかなと思いました」とタイガース愛を見せつける。

次に田中は“ゲーム”と回答。「僕すごくゲームやるんですけど、その時間だけは譲れないなと思って…」と話すと、間宮から「あれ始めた?」と一言。間宮からゲームをお薦めされたと言い、「インストールしたんですけど、まだ何もやってなくて。間宮くんから教えてもらわないとできないし、でも同じゲームをやろうって話しているんです」とうれしそうに話す田中に、間宮も満足げな表情を見せた。

■古川琴音発案の一人遊びに共演者が困惑

古川は“一人の時間”と回答。「一人遊びが得意というか、一日だけお休みがあったとしたら、絶対人には会わないんです」と休日の過ごし方を明かす。「でも、バーとかも一人で行くんだよね?」と竜星が聞くと、「そうなんです。お酒飲むのも一人の方が好きだし、もちろん人と会うのも好きなんですけど…」と話すと、「一人遊びにさ、巻き込んでくれたことあったよね? 片目を隠してキャッチボールしたやつ」と古川が現場で一人遊びをしていた裏側を間宮が暴露。

「待ち時間が長かった時に、皆と打ち解けたいなと思って『ちょっと一緒にやってみませんか?』って言って。でも、あんまり盛り上がらなかった」と吐露すると、間宮がすかさず「そんなことないよ!」と笑いながらサポート。

さらに田中は「俺びっくりしたんですよ。めちゃくちゃ人見知りしてるのにテニスボールを出されて『目を隠してキャッチボールをしましょう』って言われて。でも、それが意外と面白かったんですよね」と幼なじみ役同士の交流を明かした。

竜星涼のこだわり「コンタクトは左から」

次に竜星があげたのは“コンタクト左→右”。どういうことかと会場がざわつく中、「僕コンタクトは左から右につけて、外す時も左から右って絶対決まりがあるんです」と細かいこだわりを初告白。さらに、右から左に着用した日は調子が悪くなるんだそう。続いて小澤も「それ分かるな、俺も靴下履くときは右からって決めてるよ」と答えると、意外にも頷いている客が多く、共演者も驚いた表情を見せた。

最後に小澤は“一日一回歌歌う”と回答。「正確に言うと歌を歌うというより、ボイトレというか喉のトレーニングを最近やってます。健康にもいいって言いますし、体にもとってもいいと思うので、皆さんも歌ってみてはいかがでしょうか?」と会場の客とコミュニケーションをとるように、コール&レスポンスをしていた。

■サプライズゲストに、UVERworldが登場

この度、主題歌がUVERworldの「MEMORIES of the End」に決定。出演者とは初の顔合わせとのことで、ボーカルを務めるTAKUYA∞にオファーを受けた時の気持ちを問うと「アクマゲームっていう革新的な作品に携われるということと、自分たちの音楽を通じて、その物語をより彩れるっていうのがうれしく思いました。ありがとうございます」とコメント。

さらに、今回ドラマのために書き下ろしした楽曲をどのようなイメージで作ったか問われると「アクマゲームで表現されている人間の弱さや強さ、愛情とかもインスパイアされて、自分たちの音楽を聞いてもらった時に忘れられないようなメロディーと歌詞を見合わせていって、商品を作りました」と制作秘話を明かした。

間宮祥太朗「この作品がムーブメントになっていけたらうれしい」

最後に間宮が代表して「去年の10月から撮影しまして、プロジェクトとしても大きい作品です。熱い思いを持ってスタッフ一同撮影してきたので放送がすごく楽しみですし、『アクマゲーム』っていう作品を皆さまに楽しんでいただいて、一つのムーブメントになっていけばすごくうれしく思います。ぜひ一話放送をお楽しみに」と呼び掛け、終始和やかな雰囲気で会見は終了した。

ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」制作発表より/※ザテレビジョン撮影