株式会社ムーミン物語が運営する「ムーミンバレーパーク」は、2024年4月19日(金)~7月7日(日)の期間、全長200メートルのアンブレラの回廊が視界を埋め尽くし、パーク内に約1000本の傘が広がる『ムーミン谷とアンブレラ』を開催する。

【画像】今年のデザインコンセプトは「ムーミンママ」

ムーミンママの優しさとあたたかさに包まれながら、ムーミン谷の仲間たちも登場!

雨が降ってくるとみんなが濡れないように傘を届けるムーミンママ。カラフルなカラーに包まれながら、傘を持っているムーミン谷の仲間たちを見つけてみよう。

■ショップやレストランもアンブレラモチーフのデコレーションで彩る!

ショップやレストランにもアンブレラモチーフの装飾を施し、ムーミンバレーパーク全体をアンブレラのデコレーションで盛り上げる。

■ 傘が生まれ変わる !ムーミンバレーパークSDGsの取り組み

ムーミン谷とアンブレラ』イベント終了後、展示されたビニール傘はアップサイクルされ、新たな製品に生まれ変わる。株式会社モンドデザインと提携し、展示された傘を別の新しい製品にアップグレードして再利用するアップサイクルのシリーズ「PLASTICITY(プラスティシティ)」との取り組みを今年も実施する。

■プラスティシティ

クリエイターAkiにより創設され、モンドデザインと共同で開発を行う廃棄ビニール傘を再利用するアップサイクルブランド「PLASTICITY」。防水性やメンテナンス性といった傘の持つ素材の特性を最大限いかすため、そのままの状態にて何層にも重ねてプレスする独自の加工方法で、独特な質感を持つ新素材GLASS RAINを生み出す。ビニール傘の回収から製品となる縫製まですべて人の手により細やかな作業が行われ、人間の感覚、職人の熟練した技術、素材を大切にする想いによりPLASTICITYの製品に生まれ変わる。

■エシカル・チョイス

人体や環境に負荷をかけないもの、有形無形にとどまらず、エシカルで持続可能チョイス(選択)を基準に開発される、ムーミンバレーパーク内の生産環境や食品・製品・素材・サービスにいたる包括的な取り組みには、「Ethical Choice(エシカル・チョイス)」のロゴが付帯される。

今回のイベントについて担当者に話を聞いてみた。

ーー今回のイベントの狙いは?

鮮やかな光景を背景にフォトジェニックな瞬間が生まれることで毎年話題です。今年は、約200メートルの頭上をカラフルな傘が覆い尽くし、その圧倒的な美しさに思わず目を奪われます。初夏の日差しが傘を透過し風に揺れる傘がカラフルな光のアートを作り出し、雨の日には濡れた地面に模様が浮かび上がります。どこを撮ってもフォトジェニックな光景をお楽しみいただけます。

ーー今回のイベントのイチオシは?

今年のコンセプトは「ムーミンママ」。雨が降ってくるとみんなが濡れないように傘を届けるムーミンママのやさしさや温かさを感じられる暖色を基調としたアンブレラとともに、ムーミンママのエプロンをイメージしたカラーやムーミンママが大切にしているバラ、傘を持ったムーミン谷の仲間たちが勢ぞろいしてゲストのみなさまをお出迎えします。傘を持っているムーミン谷の仲間たちを見つけてみてください。

ーーユーザーへのメッセージは?

今年で5年目になる「ムーミン谷とアンブレラ」。ムーミンバレーパークの自然とともに、五感を刺激する色彩と幻想的な空間をぜひお楽しみください。

四季折々の豊かな自然と共に、五感を刺激する色彩と幻想的な空間を存分に楽しめる本イベント。ムーミンの物語の世界で心躍る体験をするのはいかがだろうか。

実施イメージ(2021年度開催時)