“新生”ラツィオが白星リスタートを切った。

ラツィオは30日に行われたセリエA第30節でユベントスとホームで対戦。こう着状態が続いたが、90+3分にアダム・マルシッチのヘディング弾で1-0の勝利を掴んだ。

辞任したマウリツィオ・サッリ前監督の後任として、後を継いだイゴール・トゥドール新監督からすれば、いきなりの強敵戦を制した格好となっている。

イタリアスカイ』によると、「これが映画だったら最高だね。これ以上のスタートなんてないよ」と喜び、こう続けた。

「選手たちは良いプレーをしてくれた。ほとんど時間がなかったが、良いスタートが切れたよ」

そんなクロアチア指揮官は初陣ゲームで鎌田大地を先発に抜てき。前任のもとで燻った鎌田にとって、公式戦では15試合ぶりの先発で、80分までプレーした。

鎌田については「彼は重要な試合をした。このフットボールに合っていると思う。フィット感や、柔軟性があって、頭も良いから、とても気に入ったよ」と話した。

なお、ラツィオはこれでリーグ戦2連勝とし、順位も暫定ながら9位から7位に。ヨーロッパカップ戦出場権争いに食い下がっている。