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 アメリカ・オハイオ州で、子供の宿題の量にうんざりした父親が、学校と警察に何度も苦情の電話を入れたあと、逮捕された。

 父親は「シングルファーザーの自分はベストを尽くそうとしただけ」と容疑について否認しているという。

【画像】 宿題が多すぎると学校と警察に苦情の電話を繰り返した父親

Dad arrested after continuously calling school about child’s homework, complaint shows

 オハイオ州オックスフォードで、息子の宿題の量にうんざりしていた父親が学校と警察に苦情を繰り返し、手錠をかけられてしまった。

 2月下旬、2児の父親アダム・サイズモアは宿題の量について息子が通う学校に何度も電話し、校長に対して「もっと良い教育者らしく振る舞え」と脅迫めいた要求までした。

 学校側がサイズモアの電話を受け付けなくなると、彼はその代わりにオックスフォード警察署に電話をかけ始めたという。

署長と話したい。署長と話したいんだ。署長に電話したんだよ!署長につないでくれ!署長につないでくれよ!

 オックスフォード警察が公開した911番通報には、このように繰り返すサイズモアの声が記録されていた。

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 オペレーターは署長に取り次がずにサイズモアにボイスメールを残すことを指示。だが、サイズモアはそれを拒否した。

 さらにオペレーターが「署まで来れば署長と面会できますが」と伝えると、

いやだね。俺は税金を払っているんだ!署長が俺の家に来ればいいじゃないか!

と返した。

 最終的に、サイズモアの家に数人の警察官が派遣され彼は逮捕された。

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軽犯罪と脅迫罪で逮捕されるも容疑を否認

 オックスフォード警察のアダム・プライス巡査部長は、次のように述べている。

基本的に、その父親は自分の子供が宿題をやらされているのが気に入らなかったので、数十回にわたり学校に電話したのです。

警察署にはだいたい18回くらい電話をかけてきました。

学校に確認したところ、サイズモアの息子の学校は小学5年生までが通う学校で、宿題が異常に多いわけではないようです

 手錠をかけられたサイズモアは、自分に対する告発のほとんどを否定した。

俺は息子と娘のシングルファーザーで、自分にできるベストを尽くそうとしているだけだ。人は誰でも間違いを犯すものだ。

 しかしサイズモアは、テレコミュニケーション・ハラスメントによる2つの第1級軽犯罪と第4級軽犯罪の脅迫罪で起訴された。

 テレコミュニケーション・ハラスメント罪では最高6か月の禁固刑と1000ドル(約15万円)の罰金、脅迫罪では250ドル(約38000円)の罰金と最高30日の禁固刑に処されることになる。

 現在、サイズモアはバトラー郡拘置所に収監され、3月28日に出廷する予定だということだ。

References:Ohio dad arrested for complaining too much about son's homework/ written by Scarlet / edited by parumo

 
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息子の宿題が多すぎ!という理由で何度も学校と警察に苦情を入れた父親が逮捕