アニメやドラマのレビューサービス「Filmarks」では、2024年4月から始まる新作アニメ作品の期待度ランキングを作成し、結果を公表した。

Filmarks発表の「期待度ランキング」結果一覧

この期待度ランキングは、2024年3月1日から2024年5月31日までに放送・配信開始予定のアニメ作品を対象に、FilmarksユーザーによるClip!数(ユーザーが観たいアニメとして登録した数)を集計し、上位20作品を公表している。(※)

結果、同ランキングでは『鬼滅の刃 柱稽古編』が5,552Clipを集め1位を獲得した。もはや説明すら不要とも言えるほどの高い人気を誇る『鬼滅の刃』シリーズでは、これまで「竈門炭治郎 立志編」「無限列車編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」をTV放送と劇場版にて公開。そしてこの度、待望の新編「柱稽古編」が5月からフジテレビ系列にて放送予定となっている。本年2月からはワールドツアー上映も全国の劇場で実施しており、放送前にもかかわらず圧倒的な支持がうかがえる。

3月25日時点のClip!数/Filmarks内データに基づく結果であり、絶対的な期待度を示すものではありません

人気続編に食い込む待望のアニメ化作品

以降は『僕のヒーローアカデミア 第7期』が3位を獲得したほか、『ゆるキャン△ SEASON3』、『響け!ユーフォニアム3』、『転生したらスライムだった件 第3期』、『この素晴らしい世界に祝福を!3』といった人気シリーズの続編作品が多数並んだ。放送が始まる前に集計されたランキングでは、こうした続編作品が非常に有利であることは想像に易く、本例でも20作品中13作品が続編となっている。

そんな中、第2位には『怪獣8号』が多数の続編を押し退けてランクイン。本作は2020年7月より「少年ジャンプ+」にて連載中、同アプリ史上最速で3000万閲覧数を突破を果たした人気シリーズとして、コミックス累計発行部数は1200万部を突破する看板作品。災害(=怪獣)が容赦なく日常を侵す世界で、怪獣の発生率が世界屈指の日本を舞台に、“防衛隊員”になる夢を追う32歳の主人公・日比野カフカが謎の小型怪獣によって身体が怪獣化してしまい、日本防衛隊からコードネーム怪獣8号」と呼ばれる存在になる物語が展開される。

次にくるマンガ大賞2021」のWebマンガ部門で大賞に輝くなど、漫画ファンの間で注目されており、2020年度コミックス第1巻年間売り上げ1位を獲得している人気作のアニメ化として、早くも多大な期待が集まっている。

以降も新作としてはマガジンポケット連載の不良作品『WIND BREAKER』や、野球作品『忘却バッテリー』などが並ぶほか、『夜のクラゲは泳げない』といった完全新作オリジナルもランクインしており、明日から始まる新年度、春クールに向け予習してみても良いかもしれない。

ランキング上位20作品

位 :『鬼滅の刃 柱稽古編』 5,552 Clip!
2位 :『怪獣8号』 4,958 Clip!
3位 :『僕のヒーローアカデミア 第7期』 3,937 Clip!
4位 :『ゆるキャン△ SEASON3』 2,882 Clip!
5位 :『響け!ユーフォニアム3』 2,520 Clip!
6位:『転生したらスライムだった件 第3期』2,424 Clip!
7位:『この素晴らしい世界に祝福を!3』2,123 Clip!
8位:『無職転生 II ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール』2,036 Clip!
9位:『SAND LAND: THE SERIES』1,580 Clip!
10位:『WIND BREAKER』1,142 Clip!
11位:『黒執事 -寄宿学校編-』1,101 Clip!
12位:『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』 1,078 Clip!
13位:『ザ・ファブル』 1,077 Clip!
14位:『忘却バッテリー893 Clip!
15位:『時光代理人 -LINK CLICK- Ⅱ』 812 Clip!
16位:『花野井くんと恋の病』 771 Clip!
17位:『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』 749 Clip!
18位:『ささやくように恋を唄う』 730 Clip!
19位:『夜のクラゲは泳げない』 612 Clip!
20位:『バーテンダー 神のグラス』 555 Clip!

©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

Filmarks調べ「この春観たいアニメ」ランキング『鬼滅』『このすば』人気続編に食い込む“期待の新作”は?