俳優の鈴木亮平が主演を務めるNetflix映画「シティーハンター」の新場面写真が披露された。鈴木が演じた冴羽獠のギャップあふれる魅力を切り取っている。

【フォトギャラリー】鈴木亮平のアクションにも期待!「シティーハンター」場面写真

北条司氏による人気漫画「シティーハンター」は、1985年から91年まで週刊少年ジャンプにて連載され、単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした。物語の主人公・冴羽獠は、東京・新宿を拠点にし、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)。無類の美女好きで、美女に出会うとタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する。

日本初の実写化となる本作では、冴羽獠を鈴木、ヒロインの槇村香を森田望智、獠の相棒であり、香の兄でもある槇村秀幸安藤政信、獠とは腐れ縁の麗しき刑事・野上冴子を木村文乃が演じている。

場面写真は、XYZと書かれた新宿東口の古い伝言板の前に立つ獠の力強さが印象的な1枚や、ガラスを突き破った獠がそのまま空中で繰り出す華麗な飛び蹴りなど、クールなかっこよさが存分に伝わるカットと合わせ、先日公開されたティーザー予告でも話題になった"もっこりダンス"のシーンより、これでもかと鍛え上げられた肉体美に目がいく写真も。

コスプレ会場でカウボーイハットを被り、股間に巨大な馬の首を生やしながら暴れているシーンなど、鈴木の演技の振れ幅に脱帽する、"おバカっこいい"ギャップのある男・冴羽獠の魅力を捉えた場面写真となっている。ちなみに、この"馬もっこり"について鈴木は、「開発に一番時間をかけた美術です」「"ちょうどいい"感じになるまでに試作を重ねました」と語っている。

そんな獠の"二面性"こそが「シティーハンター」の大きな魅力の一つ。鈴木は「原作やアニメで獠があれだけふざけられるのは、香が制裁をしてくれる前提があるからなんです。けれど本作で描かれる香はまだ獠のパートナーではない。槇村を亡くした悲しみや緊張感もまだ大きい段階でただふざけているだけのキャラになってしまうことは避けたかったし、どうやっておふざけシーンを挿入していくのかはたくさん話し合いました。だからこそ、劇中の『もっこりダンス』と『馬もっこり』はこの作品で最も重要なシーンともいえます。いわば『シティーハンター』の真骨頂です」と、本気でおふざけシーンに挑んでいる。

シティーハンター」は4月25日からNetflixにて全世界独占配信。なお、3月26日冴羽獠の誕生日、29日は鈴木亮平の誕生日、本日31日は槇村香の誕生日と、世界配信を前にお祝いムードが広がっている。

話題沸騰の“もっこりダンス”のシーン (C)北条司/コアミックス 1985