久保建英の所属するレアル・ソシエダ3月31日ラ・リーガ第30節でアラベスと対戦し1-0で勝利した。久保は44分に負傷交代している。

リーグ戦2連勝中の6位ソシエダ(勝ち点46)が、13位アラベス(勝ち点32)のホームに乗り込んだ一戦。日本代表から帰還した久保は[4-3-3]の右ウイングでスタメンとなった。

序盤の主導権争いを経て徐々にポゼッションを高めるソシエダは、29分に最初の決定機を創出する。右サイドのザハリャンが供給した斜めのパスでDFの裏に抜け出したオヤルサバルがGKとの一対一を迎えると、チップキックシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

先制のチャンスを逃したソシエダは36分にピンチ。ビセンテのパスをボックス右手前で受けたルイス・リオハがペナルティアーク手前まで切り込み左足を振り抜くと、このシュートが右ポストを直撃した。

ハーフタイムにかけても拮抗した展開が続いたが、ソシエダにアクシデントが発生。41分、メリーノが頭で繋いだボールに反応した久保がスプリントした際に右ハムストリングを負傷。プレー続行不可能となり、44分にベッカーが緊急投入された。

ゴールレスで迎えた後半、ソシエダは59分にセットプレーから先制する。ザハリャンの右CKをニアに走り込んだパチェコがダイビングヘッドで合わせると、GKシベラの股下を抜いてゴールネットを揺らした。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。ソシエダは試合終了間際の93分にピンチ。レバシュの右CKから混戦が生まれたが、最後はDFパチェコがボールをクリアした。

結局、試合はそのまま1-0でソシエダが勝利。生え抜きDFパチェコの初ゴールでソシエダはリーグ戦3連勝を飾った。