力強く、シャープな走りを楽しむことができる

【刺激的な走りを思いのままに】ヤマハのロードスポーツモデル「MT-09」がデザイン、操縦性、先進性で更に進化!の画像一覧

唯一無二のスタイルを貫き、未来を予感させるスマート&シャープなボディに先進的なエンジンを搭載したヤマハのロードスポーツモデル「MT」シリーズ。そのラインナップの中でも、刺激的な走りと扱いやすさを兼ね備えているのがこの「MT-09」。

2014年に登場してから10年、2024年モデルはマイナーチェンジと謳ってはいるものの変更点は多く、雰囲気も見た目も装備もガラリと変わっている。MTシリーズの世界観を継承する新たなデザインと野性味溢れるパワーを意のままに操ることができる操縦性、そしてスマートかつ快適に乗りこなすことを可能とする先進性と利便性、3つの特徴で更なる進化を遂げた新型MT-09は、確実にバイクライフを盛り上げてくれる一台となっている。

クールさと機能美を追求したスタイリング

小型で薄い小径レンズモジュールを採用し、よりシャープさを感じさせるフロントマスクに今回のモデルは、ヘッドランプをはじめとした機能部品をひとつの塊(フェイス)として捉える思想を元にデザインが行われている。バイファンクションLEDライトはリファインされ、小型で薄い小径レンズモジュールを採用し、イメージを一新。よりシャープさを感じさせるフロントマスクとなっている。またヘッドランプカバーはフューエルタンクとの一体感を高める造形に仕上げられ、これら凝縮された機能部品がMT伝統のマスの集中化とショートオーバーハングスタイルにさらに磨きをかけられたものとなっている。

テールライトの形状をリニューアル、上部を赤、下部をスモークに色分けし、よりシャープな印象の後ろ姿を演出またリヤビューは、テールライトの形状をリニューアル、上部を赤、下部をスモークに色分けし、よりシャープな印象の後ろ姿を演出している。そしてフューエルタンクは、自由自在に操る軽やかさとMTの世界観を際立たせるシャープさを表現するため、高意匠のプレスタンクを採用。

MT伝統のマスの集中化とショートオーバーハングスタイルにさらに磨きをかけたモデル従来モデルから30mm高さを下げ、最大幅を6mm増やし、ライディングポジションとハンドルの自由度高め、シート側をギュッと絞った形状とすることで車両の一体感を高めるとともにニーグリップの改良にもつながっている。さらに最新のCFアルミダイキャスト技術を用いられたメインフレームとヤマハ独自のスピンフォージドホイール技術を採用したホイールも、車体の軽量化を実現し、軽快なハンドリングと扱いやすさにも大きく貢献をしている。

力強くも自分で操れる楽しさを追求したエンジンを搭載

888ccの水冷DOHC直列3気筒エンジン塊感のある引き締まったボディに搭載されるのは、888ccの水冷DOHC直列3気筒エンジン。大きな駆動力を自在に操るために、軽量・スリム・コンパクトにこだわっている。ピストン、コンロッドクランクシャフト、カムシャフトクランクケースといった主要パーツのほとんどは専用設計となり、また燃焼室はコンパクトにすることで、素早い燃焼で高いトルク性能を発揮してくれる。これらの燃焼改善と軽量化によって燃費改善も実現している。

ライダーの運転集中力をサポートしてくれる高機能・6軸の「IMU」を搭載IMUの情報を受け取って車両側にフィードバックする「ECU」には、トラクションコントロールシステムやスライドコントロールシステム、そしてリフトコントロールシステムを搭載また、ライダーの運転集中力をサポートしてくれる高機能・6軸の「IMU」を搭載、そのIMUの情報を受け取って車両側にフィードバックする「ECU」には、バンク角も反映したトラクションコントロールシステムや旋回性をサポートするスライドコントロールシステム、そして前輪の浮き上がり傾向時にライダーを支援するリフトコントロールシステムが搭載され、個々の制御が相互に連動してライダーが運転操作に集中できるようにサポート、マシンのポテンシャルを効率よく引き出してくれる。

ライダーの高揚感を高めるこだわりのサウンドデザイン

乗車時にライダーに悦びを与えてくれるサウンドデザインを追求テールパイプは左右シンメトリー排気とし、左右から音圧を感じることによって、トルク感のある排気音を実現ヤマハは音にもこだわり、乗車時にライダーに悦びを与えてくれるサウンドデザインを追求。エアリクリーナーボックスカバーにAAGと呼ばれる開口部を儲け、吸気サウンドをライダーダイレクトに伝達。また従来モデルの吸気ダクトを3本から2本に変更し、高速・高回転域をより響かせるチューニングをほどしている。それによって、エンジン回転が上昇するにつれて音圧が高まり、気持ちの良い加速を演出してくれる。

そしてテールパイプは左右シンメトリー排気とし、左右から音圧を感じることによって、トルク感のある排気音を実現、エキゾーストパイプは、気筒別に曲がり具合や長さが異なるステンレス製のものとして、優れた脈動効果を実現。排気系はマス集中化に貢献するだけでなく、低速での心地よい低周波音を奏でてくれる。

スマートライドへと導いてくれる先進の装備が充実

メーターは従来モデルの3.5インチから大型化され、より高い視認性を得た5インチのTFTディスプレイを採用新設計のハンドルスイッチで直感的な操作が行えるメーターは従来モデルの3.5インチから大型化され、より高い視認性を得た5インチのTFTディスプレイを採用。新設計のハンドルスイッチで直感的な操作が行え、表示項目も見やすくなっている。また様々な路面状況に合わせた走行を可能とするヤマハライドコントロールモードも搭載、ワインディングやサーキットに適したスポーツモードをはじめ、幅広い環境と路面をカバーし、市街地走行に適したストリートモード、出力特性をマイルドにし、雨天等の悪化した路面状況に適したレインモード、そしてYRCセッティングによって各種デバイスの介入度をライダーの好みで洗濯できるカスタムモードが用意されている。

YRCセッティングは、ヤマハ専用のアプリ「Yコネクト」によって、非乗車時でもスマホでセッティングの作り込みが可能スマートフォン等のデジタルデバイスの充電が可能なUSB Type-Cソケット(シート下)に備えるちなみにYRCセッティングは、ヤマハ専用のアプリ「Yコネクト」によって、非乗車時でもスマホでセッティングの作り込みが可能。またナビアプリ(ガーミンストリートクロス)をスマホにインストールしてBluetoothで接続すれば、TFTメーター上でナビゲーション機能も利用できる。そのほか、長時間走行時の疲労を軽減するクルーズコントロールシステムやスムーズな走りを実現するクイックシフター、スマートフォン等のデジタルデバイスの充電が可能なUSB Type-Cソケット(シート下)に備え、スマートなライドをサポートしてくれる。

YAMAHA 【MT-09】カラーラインナップ

ダークブルーイッシュグレーメタリック8カラーダークブルーイッシュグレーメタリック8カラー

ディープパープリッシュブルーメタリックCカラーディープパープリッシュブルーメタリックCカラー

マットダークグレーメタリック6カラーマットダークグレーメタリック6カラー

YAMAHA 【MT-09】スペック

刺激的な走りと扱いやすさを兼ね備えた「MT-09」

全長×全幅×全高(mm):2090×820×1145
シート高(mm):825
総排気量(cc):888
エンジン:水冷4ストロークDOHC直列3気筒
最高出力(PS/rpm):120/10000
最大トルク(kgf・m/rpm):9.5/7000
燃料タンク容量(L):14
車重(kg):193
価格:¥1,254,000(税込)
カラー:ダークブルーイッシュグレーメタリック8、ディープパープリッシュブルーメタリックC、マットダークグレーメタリック6

問い合わせ:ヤマハ発動機 カスタマーコミュニケーションセンター TEL:0120-090-819
公式ホームページ:www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-09/

取材・文/安室淳一 写真提供/ヤマハ発動機

【刺激的な走りを思いのままに】ヤマハのロードスポーツモデル「MT-09」がデザイン、操縦性、先進性で更に進化!