あなたは「部下に言うことを聞いてもらえない」「家で仕事をする気力がわかない」といった問題にぶち当たったことはないでしょうか? 今回は、服装を使ってこれらの問題を回避する方法を紹介していきましょう。

■制服を着ている人の言うことはよく聞いてくれる!?

 突然ですが、もしあなたが誰かにお願い事をされたとして、聞き入れるかどうかってどうやって判断しますか? 実は、心理学の実験によって「人は相手の服装など見た目によってお願い事を聞くかどうかを決めている」ことが分かっています。これを「ドレス効果」といいます。

 つまり、見た目が大事ということですね。あなたが部下を持ったときや取引先の人に頼みごとをしたいときには、“カチッ”とした服装をしている方が聞いてもらえる確率が上がるのです。

■服装によって自分の気分も変わる!?

 そしてこのドレス効果。実は、自分に対しても効力があるんです。例えば、在宅ワークなどの場合は外に出かけないことから、服を着替えなかったりメイクをしなかったりという人もいるでしょう。

 それでもやる気がでるならばOKですが、もしやる気が出ないのなら、出社するときのような服装に着替えてみてください。それだけで気持ちが変わり、モチベーションをアップさせられますよ。

■服はやっぱり大事!

「人は見た目じゃない」とはいいますが、服装によって相手の態度や自分の気持ちが変わることは心理学で分かっています。恋愛においても服装は大事。自分の気持ちをポジティブにするためにも、自分の理想の人の服装を真似てみてはいかがでしょうか。

大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。

アサジョ