マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督が、アーセナル戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

3月31日プレミアリーグ第30節でシティはホームに首位のアーセナルを迎えた。

勝ち点差「1」で迎えた試合。4連覇を目指すシティにとっては、しっかりと勝利し首位に立ちたいところだった。

試合は立ち上がりから両チームともに高いパフォーマンスを見せると、徐々にシティのペースに。アーセナルを押し込んでいくが、ゴールを割らせてもらえない。

スコアが動かないまま後半へ。アーセナルのカウンターを凌ぎつつ、押し込んでいくが最後までゴールを奪えずに0-0のゴールレスドローに終わった。

ホームでは2021年10月以来47試合ぶりに無得点に終わったシティ。グアルディオラ監督はアーセナルを称えつつ、選手たちもしっかりとパフォーマンスを出したと振り返った。

アーセナルは並外れたチームで、よくマネジメントされており、選手たちは優れている。ただ私の見解では、我々もチームだ」

「改善できる点はたくさんあるが、私は満足している。『悲しまないでほしい』と選手たちに伝えた。私は選手たちの行動を知っており、彼らはそれを試した。アーセナルの頑張りを称えたい」

「我々はFAカップの準決勝、チャンピオンズリーグの準々決勝、そしてプレミアリーグのタイトルを争う試合があるが、チームでなければここにはいない」

「我々は勝ちたいと思っているが、そこにいる。それは戦いだった。接戦ではあったが、彼らのトレーニングの様子は見せてくれた」

この結果、首位にはリバプールが浮上。2位にアーセナル、3位にシティという構図に。「リバプールが優勝候補か?」と問われたグアルディオラ監督は「そうだろう」と語り、見解を示した。

「常に首位が有力候補だ。2番目はアーセナル。3番目が我々だ。それは、我々の手中にはない」

「アストン・ビラに対して我々にできることは、試合に勝つことだけだ。我々がトップにいたときは、我々の手中にあり、優勝候補だったが、今はそうではない」