豪華声優陣・豪華スタッフ陣に制作費をかけたことで、作画が“動か(け)なくなった”アニメとして話題を呼んだ、千葉県東金市が舞台のご当地“ゆる”アニメ『とーがね!おまつり部』。2022年4月の放送開始から一部で熱狂的な盛り上がりを見せ、同年10月にはリアルイベント「とーがね!おまつり部まつり」を東金中央公園で開催し、5000人以上の来場者が訪れるなど、広がりを見せた。
放送終了後も続編待望の声が上がり続け、そして2024年、東金市の市制施行70周年記念と合わせる形で、「とーがね!」シリーズ最新作『とーがね!クロニクル』が4月2日(毎週火曜、25時30分)から、チバテレビ内にて放送開始となる。

TVアニメ「とーがね!」シリーズ最新作『とーがね!クロニクル』が4月2日(毎週火曜、25時30分)から、チバテレビ内にて放送開始となる。

放送開始に先駆け、3月10日(日)、東金市内にある「東金商工会議所」にて、「『とーがね!クロニクル』緊急制作発表会」が行われた。この日は、取材関係者だけでなく一般客による観覧も実施、直前の開催発表ながらも県内外から観覧を求めファンが詰めかけた。

12時、発表会は、「とーがね!」アニメプロジェクトの総合プロデューサー・鈴木真也氏が司会進行を務め、前半は鈴木氏による「とーがね!」シリーズの制作経緯についての説明が行われた。

2021年頃、商店街の理事長だった鈴木氏が、偶然東金市を訪れ街の雰囲気を気に入ったミュージシャン・TЯicKY氏と交流を深めたことを契機に、TЯicKY氏の友人である同作総合プロデューサーを務める和田拓氏と繋がり、東金市の背景をふんだんに使った町おこしアニメ『とーがね!おまつり部』の制作に至るまでの物語を、制作秘話を混ぜつつ語りだす。鈴木氏の軽妙な語り口に場内からは時折笑いがもれた。

最新作『とーがね!クロニクル』の題材について話が及ぶ。詳細は放送開始までの秘密として伏せられたが、古くは江戸時代に徳川将軍家が鷹狩のために訪れたことで宿場町・問屋街として発展してきたという東金市に眠る、数多くの歴史をベースに物語は展開されるという。

「東金の歴史をアニメで発信し、もっと地元の人に東金の魅力を伝え、郷土愛を育んでほしい。そして、この作品を通じて東金市が少しでも盛り上がってほしい」と、鈴木氏は『とーがね!クロニクル』にかける想いを語った。

そして後半には、『とーがね!クロニクル』キャストの大塚紗英(主演/時坂めぐる役)、工藤ひなき(神代すばる役)、篠原夢(ナレーション、etc.)による、スペシャルトークショーを実施。

今作の主人公・時坂めぐるを演じる大塚は、和田プロデューサーが手掛ける番組への出演を機に様々な仕事を共にし、その流れで今作オファーへと繋がったという。アニメ・ゲーム『Bang!Dream』などメジャー作品で活躍する大塚が、町おこしアニメに携わることについてどう思うのか?の問いに、

「前作(『とーがね!おまつり部』)について色々聞いていたので、まさか仕事で携われるとは思っていなかったので心から嬉しい。いち観光客としても東金市に遊び行き、とてもステキな場所だったので大好きになりました。今作を通じてもっとたくさんの方に東金市の魅力、そして東金市の美味しい苺を知っていただきたいと思っています」

と、抱負を語ると共に、訪れるたびに舌鼓を打つ東金市産の苺の魅力についてもアピールした。

今作のOPテーマ『ヒストリーロードマップ』の歌唱も担当。「一言でいうと、壮大なスケールな曲です。歌詞は『とーがね!クロニクル』の世界観を表していて、音も転調が多く、Aメロ、Bメロ、サビと聞き進めていくと、まるで色々な場所へと冒険を連れて行ってくれるような。そんなワクワクした高揚感をくれます」

との感想を述べた。

時坂めぐるというキャラについて聞かれると、「(めぐるは)東金の風土の中で育った子なので、老若男女に愛される真っすぐな子だと思っています。この作品を通じて、東金市の魅力を受け取ってもらいたいという願いがあるので、(めぐるが)その橋渡しになるよう、クセを乗せずに真っすぐで伸びやかな演技で感情を伝えたいと思います」

と、役・作品への大切な想いも伝えた。

前作『とーがね!おまつり部』に続き、今作『とーがね!クロニクル』でもメインキャラとして登場する神代すばる。演じる工藤は、唯一の続投となることについて、「え、私以外のメンバーは!?」と最初は不安を覚えた様子。その後、東金内にある日吉神社の巫女、そして先輩として、めぐるら新たなメインキャラを導く役割を担うことに関して。

「重要な役だ!と嬉しく思いました」と、演じるうえで責任が芽生えた様子。

また、今作では、すばるの双子の姉・神代しほ役に声優・広瀬ゆうきが起用されることについて話が及ぶ。工藤と広瀬はかつて、ガールズグループ「A応P」のメンバーとして活動を共にし、その活動以前から“広瀬推し”だったという工藤は、この粋なキャスティングについて

A応Pの活動が終わった後、『またどこかで共演できたらいいね』と話していたのに、中々願いが叶わなかったんです。和田Pから『実は広瀬さんにオファーしている』と聞いて、ギャグマンガのように椅子から飛び上がりました!」

と喜びを爆発させた。

前作『とーがね!おまつり部』ではメインキャラの一人、菜花りあん役を務めた篠原は、今作ではナレーションを務めることに。

「前作でもスポット紹介や、(スポンサーの)ナミカワ不動産さんのCMナレーションも任せていただいたので、今回も任せていただけることに、身が引き締まりました」

とーがね!クロニクル』では、東金市の歴史を掘り下げるため、ナレーションによる解説が非常に重要な役目を果たすという。

「キャラクターたちのセリフだけでは伝えきれない歴史の深さを、補うのが私の仕事かなと。すごく責任重大、全力で頑張ります」と、意気込んだ。

三者三様の作品に対する熱い想いが展開され、大盛り上がりの中トークショーは終了。

最後は、東金商店街連合協同組合の理事長・鈴木潤一氏による締めの挨拶、そして東金市内にオープン予定のコンセプトカフェとーがね!」の運営に向けてのクラウドファンディングを予定している旨、そして作品への応援を呼びかけ、幕を閉じた。

とーがね!クロニクル』は、4月2日よりチバテレビでの放映他、毎週OA翌日の水曜21時より、

公式YouTube(https://www.youtube.com/channel/UCK-jbtrxChcAbFPasTamq4Q)でもプレミア配信される。

最新情報は公式Xへ(https://twitter.com/togane_omatsuri

スタッフ

監督:鈴村展弘
プロデューサー:鈴木真也(東金市) / 和田拓(シンクマネジメント株式会社)
プランニングマネージャー:中島弘道(Peeping Life、音楽ほか) / 田口俊輔
シリーズ構成・脚本:花まみも / BB
キャラクターデザイン:時庭遊 / 花まみも
音響監督・キャスティング:和田拓
映像編集:株式会社スペリオライズ
音響効果:下田義浩
音楽・主題歌制作:出口遼
協力:東金市 / 東金商店街連合協同組合 / 東金市観光協会 / 城西国際大学 / 現地企業多数

キャスト

時坂めぐる:大塚紗英
湖西もも:高橋花林
城野ひめこ:花まみも
神代すばる:工藤ひなき
大神真也:半田健人
やっさくん:関智一
ナレーション:篠原夢
ゲスト声優:工藤晴香
ゲスト声優:葉月ひまり
ゲスト声優:岡本麻衣
ゲスト声優:広瀬ゆうき
ゲスト声優:道井悠
ゲスト声優:波多野比奈

ゲスト声優:三村遙佳
ゲスト声優:マイク眞木

配信元企業:シンクマネジメント株式会社

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