井上ひさしの戯曲を上演している、こまつ座(東京)は、第149回公演として「夢の泪」を4月6日4月29日の期間、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。

 東京裁判3部作は井上ひさしが足掛け6年をかけて書いたライフワーク。その第2部となる「夢の泪」は、亡父が残した弁護士事務所で働く菊治の妻・秋子が、東京裁判においてA級戦犯の松岡洋右の補佐弁護人になるよう依頼され、菊治も勇んで松岡の補佐弁護人になるものの、難問が山積みとなり──。「夢の泪」がいよいよ、栗山民也氏演出、ラサール石井さんらの出演によるこまつ座で上演される。

 入場料は8800円(全席指定、税込み)、夜チケットは7,000円、U-30(観劇時30歳以下)6600円、高校生以下は2000円(こまつ座のみ取り扱い)。

 問い合わせは、こまつ座(03-3862-5941)まで。前売りチケットは、こまつ座オンラインチケット から。

こまつ座第149回公演 井上ひさし作「夢の泪」を上演