フットボールアワーの岩尾望が、2024年3月30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。高級腕時計を求めて、腕時計専門店を訪問した。

参考:【写真】「俺に合うてる気がしてきた」フット岩尾が“運命的”な出会いを果たした1100万円超のロレックス

 今年から腕時計にハマったという岩尾は、440万円する『ヨットマスター』というモデルを過去に購入。また、3月23日には動画内で109万円の『エクスプローラー 40』を新しく買っていた。今回の動画では『エクスプローラー 40』を買った後に、東京都中野区の老舗並行輸入店「ジャックロード」を訪れ、ほかの気になる腕時計をチェックしている。

 店舗に着いた岩尾は、早速ロレックスの腕時計から確認。最初に見た新品の『コスモグラフ デイトナ』は、定価が約462万円だが販売価格は700万円になっている。ブランドの価値が高くプレミアが付くため、新品や中古の商品でも定価より値段が高くなっているようだ。

 ロレックスで岩尾が特に気になったのは1975年製の『コスモグラフ デイトナ』。アンティークのデザインに目が入ったが、岩尾と生まれ年が同じということで、さらに親近感が湧いた様子。「それこそ現行のものよりもなんかやっぱ味があっていいと思ったら、同い年……?」と、運命的な出会いに驚くが、1150万円という値段に「それは流石に無理やな」と漏らしていた。

 その後は、オーデマピゲやパテックフィリップなど、高級腕時計を引き続き確認する。なかでもオメガの『スピードマスター レーシング マスター クロノメーター』という商品が気になるということで、先に見た1975年製と1980年製の『コスモグラフ デイトナ』とともに試着することになった。

 『スピードマスター レーシング マスター クロノメーター』は、文字盤が黒でシックな印象。実際に着けた岩尾は「黒がちょっと抑えめでかっこ良いですね。巻いたらもう、欲しなってくるやん」と感想を話していた。続いて、1980年製の『コスモグラフ デイトナ』も試着。アンティークの質感が気に入っているようで「現行の新品頑張って買うより、こんなんの方が味あっていいのかな」と着けた心境を明かしている。

 最後に、同い年である1975年製の『コスモグラフ デイトナ』は、やはり年が一緒ということで親近感があるらしく「今自分がしてきた時計(ロレックス ヨットマスター)より、俺に合うてる気がしてきた」と話していた。

 まさかの購入を決断するかと思いきや、最終的にはすぐに決められないということで見送りにしている。これまですでに約500万円の金額を使っている岩尾だが「ジャックロード」に訪れたことで、アンティークのロレックスの魅力にハマってしまったようだ。動画の最後には「ちょっと抑えるわ一回。まずその、エクスプローラーを可愛がってあげないと」と改めて冷静になっている。

 コメント欄では「アンティークは実物見ると、吸い込まれるような魅力がありますよね~」「俺も生まれ年の手巻きデイトナ探してるけど、なかなか出会えない」などの反応が寄せられている。

 ロマンが詰まった高級腕時計の世界だが、車やカメラなどと同じように、沼にハマるとお金がかかる。とはいえ、ビジネスシーンで会話の機会になったり、ブランドやモデルによっては資産価値が高いこともあったりするので、手に入れるメリットも大きいだろう。何より、一生モノのパートナーを見つけて愛用し続けることに魅力を感じる人も多いはず。「ジャックロード」でアンティーク腕時計の魅力にハマり、運命的な出会いも果たした岩尾望。今回はなんとか思いとどまったが、3本目の相棒を購入する日も近いかもしれない。

(文=小林嵩弘)

動画サムネイルより