2024年3月31日(日)、熱海銀座商店街にオープンした「熱海おさかな食堂 炙り家」。熱海で行列のできる人気店「熱海銀座おさかな食堂」の新業態です。看板メニューは刺身を七輪で炙っていただく、焼肉スタイルの「うお焼き」。魚のうまみがぎゅっと凝縮した刺身は新感覚のおいしさです。絶品「炙りめし」とは?「まぐろカルビ」って何!? そんな熱海の新定番ランチグルメを実食ルポでお届けします!


 


行列必至の人気店「おさかな食堂」の新業態がオープン!

2019年8月に熱海銀座商店街にオープンした「熱海銀座おさかな食堂」。その新業態となる「熱海おさかな食堂 炙り家」が2024年3月31日(日)にオープンしました。

炙り家のコンセプトは、”海の恵み”と”熱海の街の賑わい”の体感スポット。「街に灯を灯す」をテーマにデザインされた温かみのある店作りで、活気ある港町・熱海の雰囲気が感じられます。



店舗には、テイクアウトコーナー「釜炊き・海鮮おにぎり あたむすび」を併設しており、熱海観光のお供に海鮮おにぎりや釜めし、海鮮味噌汁を購入することも可能です。※売り切れ次第終了




「伊豆さざえ 釜めしにぎり 410円(税込)」「金目鯛 釜めしにぎり 454円(税込)」など

熱海おさかな食堂 炙り家の名物「うお焼き」を体験

席に着くと、運ばれてきたのは看板メニューの「炙り家うお焼き定食 〜刺身2種・鯵フライ・まぐろカルビ〜 2,838円(税込)」。「うお焼き」とは、魚の刺身を七輪で軽く炙っていただく、焼肉スタイルの調理法のこと。七輪は一人一台で、好きなタイミング・好きな焼き加減のうお焼きを楽しめます。





炙り家うお焼き定食は、名物「まぐろカルビ」と鯵フライ、刺身のほか、羽釜炊きのご飯、味噌汁、新香が付いています。

熱海の地魚である鯵は脂乗り抜群! 冷凍ではなく、生の鯵にパン粉を付けて揚げているので、ふっくらサクサク食感を味わえます。



刺身はその日のおすすめが2種類盛られて登場。一切れ1.5cmほどの厚さでボリューム満点、滑らかな舌触りと柔らかい食感が絶品です!



まるで焼肉!?「まぐろカルビ」がすごすぎた!



待ってました! 名物「まぐろカルビ」を実食します。マグロはさまざまな部位から日替わりで提供しており、この日は左から中トロ2枚、脳天、ほほ、目肉のラインナップ。醤油・ニンニク・昆布を使った特製タレに1日漬け込んだマグロは、まさに本物のカルビ! まずは中トロから焼いていきます。



少し焼き目が付き、煙が立ってきたら食べ頃の合図。さっと炙った中トロは、つやと香りが違います。



羽釜で炊いたほかほかご飯にまぐろカルビわさびをのせると、絶品「炙りめし」の完成です!



レア気味に焼いた中トロまぐろカルビは、噛んだ瞬間に脂がじゅわ〜っと溶け出し、特製タレとマグロの甘みでうまさ倍増! 静岡県わさびがピリッと効いて、どんどんご飯が進みます。続いて、濃い色みが特徴的な目肉を実食。



牛肉カルビと勘違いしそうなくらい、肉厚な目肉のまぐろカルビ。こちらはよく焼いていただきます。



しっかり焼き目の付いた目肉のまぐろカルビは、ほどよい歯応えで中トロよりヘルシーな印象。交互に食べるといくらでもいけそうな予感。しかし、楽しみはまだこれから!

〆の出汁で最後まで炙りめしを堪能

うお焼き定食は、なんと〆の出汁もいただけるんです! 引き立ての鰹の香り豊かな出汁で、最後まで至福の時間を楽しめます。炙りめしを半分ほど残した状態で注文すると、店員さんが目の前で出汁を引いてくれます。



このスーパー出汁タイム、なんと店員さんの掛け声付き!「おいしくな〜れ、おいしくな〜れ」と、まるでコーヒーを淹れるかのように丁寧に引いてくれます。

取材の中で「熱海での楽しい思い出をお土産に持って帰ってほしいという思いで接客しています」という店長さんの心遣いを聞き、「また熱海に行くときは、もう一度炙り家に行きたいな」と、温かい気持ちになりました。



引き立ての出汁を注いだ、贅沢な炙りめしでフィニッシュ! ジューシーなまぐろカルビで満腹だったはずなのに、出汁茶漬けになるとお腹にするすると入っていきます。

最初から最後まで飽きることのない、お腹も心も大満足の食体験となりました。

おさかな食堂の人気海鮮丼もラインナップ!

ランチ帯には、系列店で人気の「海鮮てっぺん丼」などの海鮮丼メニューもいただけます。新鮮魚介がこれでもか! と積み上げられ、見た目もボリュームも抜群。海鮮丼メニューも要チェックです。



熱海観光のお供はテイクアウト専門「釜炊き・海鮮おにぎり あたむすび」で

店舗に併設のテイクアウト専門店「釜炊き・海鮮おにぎり あたむすび」では、海鮮おにぎりや釜めし、海鮮味噌汁が楽しめます。

お米は羽釜で炊いた「きぬむすめ」を使用し、有明海産の海苔を巻いています。塩は、まろやかな甘みが特徴の駿河湾の粗塩で、きぬむすめとの相性がピッタリなのだとか。素材にこだわり抜いた、あたむすびならではのおにぎりをいただけます。



お店でうお焼きをいただくのもよし、テイクアウトで観光のお供に海鮮おにぎりを楽しむのもよし。「熱海おさかな食堂 炙り家」なら、ここでしか味わえない、新感覚の”熱海の味”を体験できるでしょう。行列ができる前に、急いでお店へ!



熱海おさかな食堂 炙り家
住所:〒413-0013 静岡県熱海市銀座町4-9
電話:0557-35-9790
営業時間:
【平日】13:00~22:00(L.O.21:00)
【土日祝】12:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:不定休(月曜日の予定)
席数:29席
公式サイト:https://www.osakana-aburiya.com/


©︎kei
 

 

海鮮てっぺん丼