艦番号が見られるのは今だけ!

潜水艦「じんげい」が配備先の横須賀に入港

海上自衛隊横須賀地方総監部は2024年3月29日潜水艦「じんげい」の初度入港歓迎行事を行ったと発表。横須賀基地に入港した「じんげい」の写真を公開しました。

「じんげい」は、たいげい型潜水艦の3番艦として三菱重工神戸造船所で建造され、2022年10月12日に進水しています。2024年3月8日に引渡式・自衛艦旗授与式が開催されており、横須賀基地の第2潜水隊群に配備されます。

横須賀に入港した「じんげい」には、セイルに艦番号「515」、船体後方に艦名が目立つ形で書かれています。ただ艦番号や艦名は、本格運用が始まると消されるため、わずかな期間しか見ることができないレアな姿と言えます。

「じんげい」の基準排水量は約3000トンで、主機関にディーゼルエンジンリチウムイオン電池を組み合わせたディーゼル電気推進を採用。ディーゼル推進の通常動力型潜水艦としては世界最大級です。

たいげい型は、前級のそうりゅう型に比べ、探知性能や被探知防止機能が向上しているほか、建造当初から女性自衛官の勤務を想定した設備を備えていることが特徴です。

現時点で海上自衛隊最新の潜水艦たいげい型(画像:三菱重工)。