トラヴィス・スコットが、米TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)で「My Eyes」、プレイボーイ・カルティをフィーチャーした「Fe!n」、そしてコメディトリオのプリーズ・ドント・デストロイと俳優ラミー・ユセフとともに“新曲”「We Got Too High」を披露した。

 米ヒューストン出身のスコットは、現地時間3月30日に放送された米NBC深夜のスケッチコメディ番組『SNL』でアルバム『ユートピア』から2曲をパフォーマンスした。番組が放送される前に、スコットはYouTubeで「Fe!n」のミュージック・ビデオをプレミア公開した。

 しかし、彼は「We Got Too High」でプリーズ・ドント・デストロイ(ベン・マーシャル、ジョン・ヒギンズ、マーティン・ハーリーによるコメディトリオ)と映画『哀れなるものたち』に出演したラミー・ユセフとパーティーしようとしたことを後悔しているようだ。

 彼らの夜遊びをテーマとした曲は「パーティーへ向かう途中/マリファナを吸って/生き生きと感じる/すべての女の子が魅力的に見える」と典型的なリリックから始まる。

 しかし、「ハイになりすぎたようだ/吸いすぎて怖くなった/高校以来吸ったことがない/これは楽しくない/目を閉じたら、自分はまだここにいるんだろうか/普通に立っているだろうか/ラミーはどこ?」と事態は一転した。

 今週『SNL』のホストを務めていたユセフは、他の人と同じようにパーティーを楽しむためハイになっていなかったものの、大丈夫ではなかったようだ。彼はクラブで自分の不安に苛まれ、おそらく最悪の時間を過ごした。自分が場違いだと感じた彼は、夜の初めに言った「We’re gonna have a twisted, rockin’ ball.(イかれた、最高の宴になるぞ)」という意味不明な言い回しに苦悩した。

 これに対しスコットは「なんで彼らを連れてきたんだろう?/クレイジーに振る舞ってるし/なぜあいつは赤ん坊のように抱かれているんだ?」とと不思議そうにラップした。

トラヴィス・スコット、『SNL』でラミー・ユセフらとコメディ・ソング「We Got Too High」