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 大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏の、“違法賭博”問題で新たな展開だ。

【映像】“大谷選手超え”! メルカリ創業者 山田進太郎氏の資産とは?

 「水原氏にはギャンブルの未払いの借金がまだ残っている」

 アメリカメディアによると、違法賭博の胴元であるマシューボウヤー氏の関係者が、「水原氏は大谷の口座から送金された450万ドル(約7億円)とは別に、まだ返済していない借金がある」と話したという。

 この関係者によると、水原氏とボウヤー氏が知り合ったのは2021年。サンディエゴのホテルのロビーで水原氏が他のブックメーカーと電話で賭けの話をしているのを偶然耳にした知人がボウヤー氏を紹介したという。

 水原氏の違法賭博疑惑については今後の捜査が待たれるが、水原氏の側には大谷選手というお金持ちの存在があった。『ABEMAヒルズ』では、2420億円の資産を持つ(2021年フォーブス)とされるメルカリ創業者の山田進太郎氏の山田進太郎D&I財団でCOOを務める石倉秀明氏に「資産を持つ人と働く心理」などについて聞いた。

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━━山田進太郎氏のようなお金持ちの隣にいて、“違い”に驚くことはないか?

「仕事中には違いを感じるような場面はなく、普段食事に行く店も会社の近くのレストランだったりする。とはいえ、たまに会食先が“入り方が分からないような豪華な店”だったりすることもある」

━━財団のお金はどのように管理されているのか?

「財団のお金はほとんどが山田進太郎氏の私財であり、資産運用会社は別にある。そして、その資産運用会社がお金を支払う際に、本当に払うべきなのか、妥当な金額か、などは我々財団側が再度決裁している。このように別の組織が介在しているため不正は起きにくい」

━━財団ではどのようなことにお金を使っているのか?

「我々の財団は『事業で作ったお金を社会課題に投資して解決する』というビル&メリンダ・ゲイツ財団を参考にしている。我々は今、理系領域に進む女性の比率を上げるための支援をしているが、そのアプローチは困っている人にサービスを提供してその対価としてお金をもらうというスタートアップとは異なる。我々はデータを取ったり、大学の先生方と共同研究をしながら、最も生きるお金の使い場所・使い方を模索している。お金の使い方は非常にシビアで、細かいお金に対しても複数人でチェックするなど、もしかしたら普通の会社よりもシビアかもしれない」

━━スポーツ選手など、個人の超お金持ちはどのように資産を管理していくのが望ましいか?

「スポーツ選手・タレントがお金の管理を友人・知人に任せてトラブルに遭うケースが少なくない。やはり資産運用会社などプロと契約するなど、1人の人がお金を全て扱えないように仕組みを設けるべきだ」
(『ABEMAヒルズ』より)

「お金持ちの隣」ってどんな気持ち? “大谷選手を超える資産家”の財団COO「決裁は相当シビア」「仕事中に“違い”は感じないが会食では…」